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プロフィール
HN:
Dropout Devil(でびお)
自己紹介:
いかつい顔面を持つ31歳悪魔系会社員。
間違っても「小悪魔系」などではございません。

脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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Dropout devil's open business Diary
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日経ビジネスオンラインにおいて、リーダーシップとフォロアーシップについて参考になる記事がかいてあったのでメモ。
店をやることになると、私はおのずと「オーナー兼店長」になるので、リーダーシップについてはとても興味があるのです。
ちなみに、ここで言う「フォロアー」とは「リーダーのことを支えていく部下」のことだそうで、twitterのそれとは異なります。

【優れたリーダーの条件】
1.明確なビジョン
リーダーが掲げるビジョンが、フォロワーにとって魅力的でエネルギーを投入する価値があるものか。

2.貢献力
明確なビジョンに、リーダーがどれだけこだわりを持ち、それを実現させるためにエネルギーを注いでいるか。
リーダーの「コミットの度合い」(※本気度)が、ビジョン達成へのフォロワーの貢献度を左右する。

3.批判力

リーダーの言動や判断に対する批判、意見、組織が機能するための自分の考え、などをリーダーに伝える機会があるか。
また、それらに聞く耳を持っているリーダーかどうか。

とくに3番を受け入れることのできるリーダーが少ないんだそうだ。
すごくすごく、わかる気がする。
批判(というよりはリーダーとは異なる意見)に寛容な個人でいること、それを言いやすい環境を作っておくことが重要。
裸の王様にならないように。

【フォロアーの分類】
組織に関与する積極性と、自身のキャリアに対する自立性の高さで分類できる。
・積極性と自立性がともに高い部下:  フォロワーたちの中のリーダータイプ
・積極性は高いが自立性が低い部下: 自分より組織を重んじる縁の下の力持ちタイプ
・積極性は低いが自立性が高い部下: 組織より自分を重視するヒーロータイプ

多くのトップが「優れたフォロワーだ」と誤解するのが、ヒーロータイプなんだそうです。
ヒーロータイプは仕事の能力には長けているが、ベクトルがすべて自分に向けられているため、自分が中心にならないと満足できない。
メンバーから「勝手だ」と非難されたり、目立つ仕事を好んで小さな地味な仕事に興味を示さなかったりするため、孤立することが多く、フォロワーシップを放棄するケースがある。
なるほど、確かに目立つから上司に評価されやすいのかもね。それを見抜くリーダーでなくてはいけないんだ。

このタイプにフォロワーシップを機能させるには、彼の積極性を高める組織作りと、まわりのスタッフが彼をどれだけ受け入れられるかで決まってくるとのこと。
彼自身がよっぽどできる人じゃないといけないし、まわりのスタッフが寛容じゃないといけないし、彼をフォローする人の存在は不可欠って感じでしょうか。

なんにしても、これらを見定める能力がリーダーには必要だということ。
そして魅力的で賛同を得られるわかりやすいビジョンを示し、それを実現するために頑張って働き、部下に寛容であること。

まとめると以上3行ですが、なんて難しそうなことだろう。

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ふと気付いたのです。
このブログが陳腐化するということは、夢について考える時間が減っているということなのだと。
そういえばこの1年、結婚というイベントにとらわれて夢について考えることが減っておりました。

ということで、目標を立てようと思います。
週に1回、月に4回は必ず記事を投稿するようにしよう。
とりあえず6月はこの投稿でクリアですね。ギリギリですが。

さて、ここから本題。
旦那の母上が還暦となったので、お祝いに八王子のうかい亭に行ってきました。

うかい亭はグルメ本ザガットサーベイにずっと掲載されている、八王子ではとても有名な鉄板焼きのお店です。
八王子出身の私ですが、高級店なのでなかなか行くことができず、今回がはじめての来店となりました。
ありがとうございます母上!!という感じです。

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しかも個室。こんなです。
目の前でシェフがお肉やお野菜を焼いてくれます。
この日の季節の野菜料理は、トマトの鉄板焼きにモッツァレラチーズを乗せるというおいしいに決まってるじゃないかというメニュー。

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このトマトを焼くのです。

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シェフがこうして。

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こんなんできちゃいましたけどー!!

このシェフがすごく面白い方で、どうやって作るのかを寝堀り歯堀り聞く主婦2人(私と母上)に対し、
「ガーリックは弱火で、色着いたらあとは余熱でいいです」
「トマトはこの時期ならなんでもおいしいですから~」
「あーいいんですいいんです、家でやる場合はサラダ油で」
などとゆるーい感じでいろいろと教えてくださいました。

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メインの肉。
超、おいしかったです。

他の方々も皆さんプロフェッショナルを感じる接客で、得るものがあったなぁと思います。
フランクだけどフランクになりすぎない。
要求にスマートに答える。
お願いされたことに簡単にNOを言わない。
このあたり、やはり高級店の接客はとても勉強になります。スマートさが違うのだ。

今回はスペシャルランチコース¥8,400でお祝いしたのですが、酒好きの私の血が騒いで遠慮せず飲んだ結果、かなり素敵なお値段に。
ちゃんと払ったからいいのです!いいのですよ!!
やーでもほんと、ワインはどれもとてもおいしかった。

酔っ払って銘柄を全然聞いてこなかった私は、ただの食いしん坊です。
(※企業家失格)

Read not to contradict and confute, not to believe and take for granted, not to find talk and discourse, but to weigh and consider.
読書は、論争のためではなく、そのまま信じ込むためでもなく、講演の話題探しでもない。それは、熟考のためのものなのだ。
(イギリスの法律家 フランシス・ベーコンの言葉)

ここしばらく司馬遼太郎「国盗り物語」を読んでいました。
怒涛の戦国時代を、斎藤道三と織田信長、明智光秀の視点から描いた物語。教科書の歴史で習っただけの知識でうすぼんやり抱いていた彼らのイメージが鮮明に脳裏に浮かび、ただの「知識」が「実感」としてかちっと当てはまったような感覚を抱きました。
全然知らなかったのですが、道三が自分の弟子として知識を授けたのが信長と光秀だったのだそうです。なんという運命。
光秀が信長を討った理由が今まで釈然としていなかったのですが、自分の中でこれがすっきりしたのが嬉しかった。人が反旗を翻す理由って実際はこーゆーものだよね。
とにかく道三も信長も光秀も本当に魅力的。この本、おすすめします。
私は自分の特色をどのように活用するか、そしてどんな上司であることが重要であるかまで思考が及んでしまいましたよ。

で、素晴らしい本に出会うとどうしても次の活字を求めてしまう私。
ずっと前に買ってそのままにしておいた本「スープで、いきます」に手をのばしました。


三菱商事の社内ベンチャーからご存知Soup Stock Tokyoを立ち上げた遠山正道氏の著書です。
私の勤める会社にも社内ベンチャー制度があるので、そこから外食を立ち上げた方の経験談、参考になるのではないかと手に取ったもの。

序盤は「恵まれた環境から起業した人」という意識でいたため、正直「うらやましい!!」と思いつつ読んでいたのですが、これはただの偏見だということがわかりました。
オープンするまでの泥臭い部分があまり書かれていないのでスムーズにいったように見えますが、掲載されている企画書を見ただけで全然そんなことないことは明白。
この形にブラッシュアップするまでにどれだけの人と対話を繰り返し、可能性を探っていったのかを想像するだけで大変な作業であったろうと感じます。当然ですよね。ビジネスは「恵まれている」だけでできるほど甘くはありません。
結果、さわやかな読了感。
私が勤めている会社は三菱商事と違ってKFCのような外食子事業会社は持っていないので私の夢とは結びつかない可能性が高いという結論に至ったのですが、得たことがいろいろとありました。

【この本から得たこと】
・企画書を物語風に書き、読み手にイメージしやすい状態で提供するという手法
ここのところ企画書を放置してたので(母に見せたところで止まっています)、新しく得たアイディアを反映させていこうと思います。
自分だって恵まれている側なのに、人をうらやましがっている場合じゃない。

・自分の企画をさまざまな人に話して意見をもらうという姿勢
恥ずかしいからといつまでも頭の中だけで考えていてはいけないのですね。
カミングアウトしつつ意見をもらい、ブラッシュアップしていくことが重要であるということなのだなぁと。

・開業する上での人材探しは「やりたくて・やれる人」であることが重要
・見たくない現実ほど早く見て、早く対処する必要があること
胸がキリキリするような苦労談が書いてあったのですが、これを一緒に乗り越えていける人材を探すのがすごく重要だと思いました。
しかし、人材。どこで探せばいいのだろう。
同じような夢を持っている人をセミナーとかで探すんだろうか。
これもいろんな人に意見をもらってみよう。

起業失敗談や成功談を冷静に書いてあってとても参考になりました。
書いてあることがこれから自分に起こりえることであり、そのとき自分は何ができるかを妄想しながら読むことがトレーニングであると信じて。

先月末、祖母の法事で北海道に行ってきました。
法事とはいえ我が家の親族はみんな気のいい方たちばかりで、私は彼らに会うのが大好き。もちろん祖母のことも大好きでした(顔が私に激似なのです)。
そんなわけで、供養させていただきつつも楽しんでまいりました。

で、お土産を物色していてどうしても気になるものを発見。
ROYCE' プラリネショコラ カイピリーニャ(↓)
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恋人の日発祥の地・ブラジルのカクテル「カイピリーニャ」を表現したガナッシュのプラリネショコラ。
口に入れるとライムのさわやかな酸味が広がり、続いてブラジル産のお酒「カシャーサ」の風味とカカオがゆっくりととけ合います。
ポルトガル語で“田舎のお嬢さん”を意味するこのカクテルは、ライムのさわやかさと甘み、カシャーサの独特な風味がマッチする、ブラジルで人気のカクテルです。
ブラジルで国民のお酒として愛されている「カシャーサ」には、チョコレートリキュールを使ったカクテルもあり、カカオとの相性は抜群です。
(以上ROYCE'のHPから引用)

こんなのぼりもありました。

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カイピリーニャというのはブラジルに昔からあるカクテル。
カシャッサ(Cachaca)というサトウキビが原料の蒸留酒にライムジュースと砂糖を入れて混ぜ、絞り終わったライム果実とクラッシュアイスの入ったグラスに入れて完成。
ライムは自分で絞って入れるスタイルもあります。現地に行ったことがないからわからないけど、その方がブラジルっぽい気がする。
イメージにはモヒートにとても似てる感じ。ベースも入ってる物も違うけど、ガシガシ混ぜて飲むところが。

で、このチョコレート。カイピリーニャがコンセプトなんだそうで。
包装もライム色でかわいい。プラリネ本体には緑色のバラが印刷されてておしゃれ。
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そして味もなかなかのもの!!
お酒とチョコレートがどちらも好きな私、たまに高級チョコレート店でお酒入りを買うのですが「おいしい!!」って思えるものってなかなかないのですよね。
なのでこれは新しい発見でした。
期間限定品でもう手に入らないようだけど、気に入ったからまた発売してほしいなぁ。

ちなみにこのカシャッサ、ブラジルでも地域によっては違う呼ばれ方をしているそうです。
有名どころではPingaという呼び方。これはこの蒸留酒の世界最多の生産メーカーの社名です。「(日本)酒は久保田!」みたいな感じでしょうか。
1500年代にブラジルで労働を強いられていた黒人奴隷が好んで飲んだ蒸留酒。
サトウキビの蒸留酒は食事より安かったため、食費が浮くということで規制されなかったのだそう。労働効率、落ちると思うけどなぁ。

つくづく思うのは、お酒は歴史に密着しているなぁということ。
それを知ってて現地で飲むと本当に幸せな気分になるしね。

ああ、ブラジルとかメキシコに行きたい。

先日小林弘人氏の講演の話を書きましたが、そこでtwitterに少々興味を抱きました。
とはいえ、小林氏はtwitterをやってらっしゃるということを一言のべただけ。twitterそのものの価値や意義について言及はありませんでした。
私はまだtwitterはやってなくて、どんなもんかなーと遠巻きに見ているだけの保守派。
というか、生粋のめんどくさがりのため、すぐ飽きてしまうんではないかと思って手を付けられないのです。
だってmixiなんて放置して5年は経ってるよ。

でもせっかく小林氏の講演を聞いたんだし、ここは食わず嫌いしないで見てみないといけないな、と思ってROMってみました(※ROMる=見るだけで書き込まない、の意。2ちゃんねる用語)
しかし、賞味3時間ほどでドロップアウト。
やっぱりtwitterって2ちゃん以上に落書き感が強いように思うのです。
2ちゃんはまだスレッドごとにテーマがあるけど、twitterは個人別。しかもフォローしている人、つまり自分以外の人のつぶやきが自分のつぶやきの数を凌駕することが起こり得る。というかそれが普通。
結果、何の話してんだか全然わからん。
語弊を恐れず言えば、もうほんとゴミ情報の山なんだよね。
ネットは情報を拾い集めるものという認識のある私は、どうしてもこれがなじめない。時間ばかりかかるのは辟易してしまうのだ。

で。
気付いたのです。
どうやらtwitterは情報を収集する目的で使うものではないらしい。

文章が上手な人が書いたものは読み物になるけど(有名人の呟きなども同)、個人のはほんとにコミュニケーションツールなんだ。
そりゃーどうでもいいことがいっぱい書いてあるに決まってる。
2ちゃんとは違うに決まってる。
すごく納得しました。

もう少し淘汰されてきたらなじめるかなぁと思いつつ、新しいものについていけない自分はなんだか歳を取ったと思いました。昔は何も考えず飛びつくことができたのにね。

というわけで、小林氏の書籍「twitterの衝撃」を読んでみたいと思います。
結局あきらめきれない往生際の悪い自分です。

さて、こないだの続き。

【以下感想】
私はずっと思ってた。ネットから情報を拾うのはものすごく時間がかかる作業であると。
いったんはじめたネットサーフィンのせいで睡眠不足を招いたことも一度や二度じゃない。
このゴミの山から宝物(必要な情報)を拾い上げるのはとても骨の折れる作業で、しかもゴミの山を眺めているのも結構楽しかったりするからたちが悪い。
気付いたら当初の目的をすっかり忘れていることが多々あるわけです。

その問題を解決してくれるツールが「ミドルメディア」なんだそうだ。
具体的に言うとALL about価格.comなんかの「いろいろな情報を専門分野に特化してまとめているサイト」がそれに当たる。
そして私が知らないミドルメディアをたくさん紹介してもらって、これを活用せねばなりますまい!!と熱い思いに駆られましたが、先進的なものはやはりEnglish only!!
ここに語学の壁が。
英語がわかると得られるいろんな情報があるんだ、ということにも認識を新たにしました。

他には「メディアに対するリテラシー教育が必要」に激しく共感しました。
それぞれのメリットデメリットを踏まえてどのように活用すべきか、どのメディアを信じるか、という意識をしないと情報過多すぎて「ただ混乱している人」になってしまう。
20代前半に「テレビの言うことを信じすぎてはいけない」と悟った頃と同じ気持ちになりました。
盲目的に全てを信じることは恐ろしい。そこに自分の価値判断がなくなるから。

これは余談だけど、ウェブメディアの世界の人の使う用語は耳慣れない横文字が多くて文化の違いを感じたよ。
どの世界にも専門用語ってあるものだね。
でも小林氏、「別に難しい言葉を使って煙に巻こうとしているわけじゃないんですよ」と説明しながら講演してくれたからとてもわかりやすかった。好感度高いです。
Twitterについても思うところがあったので、これはまた別の機会に。

このセミナーが店を出すことの何に役に立ったかは、正直わからない。
ただ、自分がメディアとなって店を宣伝すること、それには効果的なミドルメディアに所属することが重要であることはわかった。
あと、雑誌やテレビなどの媒体に振り回される必要はないことも。

なんにしても、情報を得て活用するために脳みそ使うのは大事なことだと思った。
店を出すのは先だとしても、その能力は鈍らせない。
 

先週の金曜日、夕学五十講という慶應義塾系のセミナーに行ってきました。
こーゆー機会は久しぶり。
今回は「新世紀メディア論」と称した小林弘人氏のお話。
「店を出したらどのようにWEBを活用すべきか」という考察の参考にするために申し込んだのです。

【悪魔的要約】
・情報を得る手法はウェブメディアに移行しつつあり、今までのメディアである出版業界はスピードについていっていない。
出版不況はビジネスモデルが古くなったことによる構造不況である。

・現代は「誰でもメディア」時代である。
かつてTVや出版業界のみが情報を発信していたが、今は個人でもBlog, Twitterなどを使ってメディアとなることができる。
・だからこそ個人メディアはその信頼性が高いことが重要。
マスメディア的考えで大風呂敷を広げると炎上する。基本は「正直ベース」でなくてはいけない。

・パーソナルメディアの情報をまとめ、マスメディアの間を持つミドルメディアがこれからのメディアとして台頭してきており、新しいビジネスとなり得る。

・情報商材(コンテンツやその分野)によって換金化手法は異なり、ビジネスモデルも異なる。

・接触しているメディアによってトライブ(部族)が異なる。
本や雑誌から情報を得る人とネットから情報を得る人は部族が違うといってもいい。戦争になる可能性もある。あらゆるメディアに対してのリテラシー教育が重要。

長くなったので感想は②に続く。
(詳しくは事務局のブログにまとまっているので、興味のある方はこちらをどうぞ)

人はなぜ結婚するのだろう、ということを最近ふかーーーく考えています。
いや、別に旦那とうまくいっていないわけではないんだ。むしろ私は幸せです。旦那がいい奴で。ほんとありがとう。
でも、未婚友人に「結婚のメリット」を聞かれると明確に答えられない自分がおります。
だって結婚して得することってあんまりないよ。相手によってはほんとに最悪だと思うよ。

私が結婚した理由は「子供が欲しいから」ですけど、子供いらない人は結婚にメリットがないってことになる。
「子育てはリターンの期待できない投資である」という人だっているくらいだし、子供いらないから結婚したくないって人もいるのではないだろうか。

ここで、自分の動機以外では何かあるか考えてみた。

【想定されるメリット】
1.恋愛に時間を取られなくて済む
私はまったく恋愛体質じゃないからそもそもそんなに恋愛に時間をかけてなかった自覚がものすごくあるけど、恋愛に時間を取られていた人はすごく時間がフリーになるのではないだろうか。
遠距離の人は単純に移動時間がはしょれるし、「駆け引き」に費やしていた時間は不要になる。
ただし、恋愛が好きでずっとドキドキしてたい人にはメリットといえませんね。どのくらいの歳までその感情があるのかはわからないけど。いつかはアドレナリンの分泌(興奮)よりエンドルフィンの分泌(安心)を心地よく感じる時期が来るはずだ。

2.自分の価値が上がる
結婚すると女が上がる・男が上がる、という考え方もあるようだ。
いまいち実感がわかないのだけど、銀行職男子の「結婚しないと出世できないの法則」みたいな考え方にあたるものだろうか。
「結婚すると一人前の大人として認めてもらえる」という日本古来の考え方が作用するのかな。

3.家事をやってもらえる
1人暮らし男子寄りの意見ですが、これはあるでしょう。
やってもらえるじゃねーよ!こっちも働いてんだよ!!とぶち切れる女子続出のメリット。
とはいえ男子側も「少しだけどちゃんとやってるよ!」「やっても文句言われるし…」「そもそもおれの方が仕事忙しいだろ!!」など、言いたいことはきっとたくさんあるのだろうなぁ。

4.経済的に安定する
これは女子寄りの意見ですかね。しかし最近の女子は稼ぎますので、バリキャリ女子が相手だと男子の方が負けることもしばしばあるのでは。
その場合「共働きでさらに安定」というメリットが作用しそうですね。

5.安定した環境で子供が産める
これは完全に女子意見。そして私の動機と同じ理由ですね。子供が欲しい人限定。
ただの「子供が産める」だと「シングルでも産めるよ」とか言う男らしい友人ばかりなので、あえて「安定した環境で」をつけてみました。
そして男子は「子供を産んでくれる女性を得ることができる」のでしょう。

以上、物理的なメリット。
心理的にはやっぱり「エンドルフィン」だと思います。安定感と安心感。
さて、次はデメリット。

【想定されるデメリット】
1.出産・子育ての際ビジネスキャリアをあきらめざるを得ない(女子限定)
2.家族を養うために仕事を続けなくてはならない(男子寄り)
3.自由な時間が減る
4.自由に使えるお金が減る

あとは親戚付き合いが面倒、なんて理由もあるらしい。
うちは仲良しなので気付きませんでした。なるほど…。

いろいろ書いてみましたが、結局のところデメリットをデメリットだと感じるうちは結婚しなくていいんだろうね。
「遊べない」「もっと仕事したい」なんて思ってたことが「もう十分やったし大丈夫」と思えたときが結婚のしどきなのだと思う。
女子は「遊びも飲み会もとりあえずもーいいや」「仕事は重要だけど、それが人生の全てじゃないよね」「てゆーか子供欲しい」とか思えるようになったら結婚すべきなのです。
男子は「1人暮らしはもういーや」「遊びも飲み会もいいけど、それより子供や嫁に癒されたい」「帰ったらおいしいご飯があるとか最高じゃないか!!」とか思えるようになったら結婚ができるのです。
(※多くの男子がそう思う前に女子に追い込みかけられたりしますが、まぁそれはまた別の話)

以上が私の分析の脳内まとめですが、最後にちゃんとまとめてくれてるアンケートがありましたので引用しておきます。

【参考:AERA「あなたの結婚はペイしていますか?」2010.2.8 アンケート 】
アエラネットを通じて133人が回答。結婚の意義について選択肢から3位までを選んでもらって集計した。
全体な順位は下記の通り。

1.精神的安定
2.子どもをもてること
3.愛情
4.経済的安定
5.仕事・生き方のサポート
6.家事・育児のサポート
7.世間体・社会的地位
8.老後の安心
9.親の薦め・親を安心させるため
10.セックス
11.惰性・義理

親の安心とセックスはまっっったく思いつきませんでしたよ…!!
セックスはむしろ自由にできなくなるというデメリットなのかと。むしろ安定して相手が確保できるというメリットなのか…。浅はかなり、自分。
あと、お父さんお母さんこんな娘ですいません。やっぱ子育てはリターンの少ない投資だわ。
もし産んだら、そう思って子育てすることとします。

久々の記事がこんな話ですんません。長いし。開業準備の話はまた別途。

このブログは開業ブログなので日常のことはあまり書いてないのだけど、どうしても言いたいので書いておく。

バンクーバーオリンピックがおもしろい。

基本スポーツに熱くなることのない私なのですが、オリンピックは毎回どうにもおもしろくて見入ってしまう。
なぜならば、ほぼ日の素敵コンテンツ「観たぞ!バンクーバーオリンピック!」にハマっているから。
正直申しますとわたくし、トリノまではオリンピックって朝ワイドショーで見る程度でした。長野のときですら総集編チェックしただけで見た気になってました。
しかしトリノオリンピックにてこのコンテンツにハマった結果、日本人以外の選手もできる限り食い入るように見るようになってしまったのでした。

だってね、このコーナーね、競技を真剣に見なくてもいいって許してくれてるわけよ。
「この選手うちの課長に似てる」とか、「なんだその髪型は!!」とか、「パンツはいてんの…?」とかでいいわけですよ!神様!!
もうね、嬉しい。
世界を股にかけて真剣勝負しているアスリートを応援しつつ心の中でふざけたコメント思いつくのは自分だけじゃないと思えることが嬉しい。
なんなら今の自分の仕事投げ出してこの編集の仕事を手伝いたい。

ぱっとみて面白さがわからなかった方には、荒川静香さんが金メダルを取った回を読むことをおすすめします。
他の国の人のことを応援しているコメントとか、日本人も捨てたものではないと思えるよ。

こんな私ですけど、単純なので感動シーンで感動しっぱなしです。
頑張っている人には心打たれるよね。そこに人種は関係ない。
オリンピックって素晴らしい、ということに気付かせてくれたほぼ日に感謝。敬礼!

数年前から、友人から紹介してもらったお菓子教室に行っている。
先生は同じ会社の人で、趣味がお菓子作りの女子。場所は彼女の自宅。
といっても、彼女はコルドン・ブルーでマジで勉強したことのあるという趣味の域をはるかに越えた実力の持ち主。ご友人が製菓会社の開発担当だったりする。
そんなことを鼻にかけることもなくさらっとしていて、たまーーーにメニューが気になったときにだけ参加させてもらうというゆるいスタンスの私にもとても優しい彼女。癒される。好きだ。

で、今回はバレンタインということでチョコレート。
基本的に甘いものより辛い物を愛している私ですが、チョコレートは大好物。ぜひとも参加させていただこう!と飛びつきました。
メニューは「ムース・ジャンドゥーヤ」。ジャンドゥーヤというのはヘーゼルナッツ風味のチョコレートのことだそうで、そのムースです。他に「ガトー・ショコラ・フランボワーズ」という木イチゴのガトーショコラのどちらかと選べたのですが、先生がオススメだとおっしゃるのでこちらを選択。
楽しくお話をしながら作りはじめた数時間後。

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こんなんできちゃいましたけどー!!
実はチョコレートだけじゃなくナッツのことも大好きな私。ヘーゼルナッツのチョコレートがすっごいおいしくて感動。
どうやら高級チョコのようなので普段はなかなかできないけど、年に一度のバレンタインならではですよね。

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帰宅後、うちにあったイチゴと並べてみました。
たまたまだったけどこれ、すごい神的組み合わせでしたよ。まじうま。旦那も大喜びでした。

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先生のうちでは金箔で飾りつけをしてくれました。
これ、実は試食用なんです。こちらのお菓子教室の素晴らしいところは、自分が作ったものは自宅に持ち帰れて先生が作ったものが試食用でいただけるところ。
自宅で作り直さなくてもいいというところがめんどくさがりの私にはジャストフィット。(笑)

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もうひとつのメニュー、「ガトー・ショコラ・フランボワーズ」も試食でいただきました。
こちらはムースに比べると手順が簡単だそうで、私向きですね。でもやっぱりおいしかった。上に乗っているのはバニラアイスです。

話の流れで「実は店をやりたいと思ってるんです」などと話しましたところ、なんと先生、店でデザートで出せる簡単おいしいケーキのレシピを考えてくれると言ってくれまして。
チョコレートのおいしさだけじゃなく、そんなところにまで感動してしまいました。

なんだかほんと、無敵の気分。
頑張るので、どうか待っててください。
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