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プロフィール
HN:
Dropout Devil(でびお)
自己紹介:
いかつい顔面を持つ31歳悪魔系会社員。
間違っても「小悪魔系」などではございません。

脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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Dropout devil's open business Diary
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「お酒好きならもやしもん!」と友人にすすめられ、まんまとはまった漫画、もやしもん
これの8巻がビール編で、お祭り騒ぎが大好きな私の心にジャストフィットいたしました。

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そんなわけでビールが飲みたくなった私。
近所の酒屋さんに行って劇中に登場したチェコのビール「ピルスナー・ウルケル」を買ったのでした。

このピルスナー・ウルケル、ドイツ人のグロルさん(Mr.Josef Groll)が作った世界初の黄金のビール。チェコはボヘミア地方(ビールの原料:大麦とホップの名産地)のピルゼンという街で作られ、街の名前を取って命名されました。
グロルさんは大変素行が悪く、ビール作った功績により名は残りましたが3年後には街を追い出されたとか。
「グロルってバカだから機械の使い方わかんなくてたまたま黄金ビールができたんだぜ」とか
「あいつ酵母をドイツから盗んできたらしいぜ最低だな」とかそこまで言わなくてもな悪口が残っているそうです。

しかし、お酒に罪はない。
色もきれいで味もいいこの黄金ビールは世界各地で生産されるようになり、現在ではビールの主流に。
日本のビールはほとんどこれ。アサヒスーパードライ、キリンラガーなんかもこの流派です。

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ほら、どうですこの美しい色!

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用意したおつまみは3種類。
・鳥肉とトマトのマフィン
・3種のソーセージ盛り
・ズッキーニとアスパラのチーズ焼き

ではここでビールについてよくわかる解説ー。(平成教育学院風)
ビールは醸造の種類によって2種類に分けられます。
ひとつ目はエール。常温で短い時間で発酵させるのが特徴で、こくが深くて香りがよく、味も色も濃い。ラーメンでいうと豚骨こってり系!みたいな。
もうひとつはラガー。低温で長時間発酵させるのが特徴。あっさり系の軽い味でジャブジャブ飲める。ラーメンで言うと塩ラーメン。名前はこっちのが聞き覚えがあると思います。キリン様のおかげですね!
先ほど申し上げたピルスナー・ウルケルもラガーです。もともとはドイツのローカルビールだったんですけど、グロルさんがチェコで黄金ビールとして醸造したおかげで世界中に広がったのです。
ちょうどこの時期(19世紀)冷蔵庫が開発されたそうで、低温醸造が可能になったことも後押しとなったそうです。

さて、家飲み続き。
ビール330mlだけじゃ物足りず、コアントローにライムしぼって飲む。うまい。

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コアントローはオレンジリキュール。
このリキュール、雑誌などではよくソーダ割りで飲むのをすすめてますが、私はロックにしてライム実しぼって飲むのが好きです。
甘さが酸味と一体になって大変結構なお味になります。

そんなわけで、久々のお酒レビューでした。
ビールとコアントローロック、どっちも夏に向けておすすめな飲み方ですので、ぜひ!


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 バレンタインが来ますね!
とは言ってもこちらはとっくに結婚している身。
もはや大好きなあの人にチョコレート渡して告白なんてモキュモキュするようなイベントではなく、むしろ誰かのそんな話を聞いてキュンキュンしたいという欲求が強すぎてネットを徘徊する日々です。
2ちゃんねるってすごいよね。

それにしても最近バーテンダーを目指す起業家らしい記事をひとつも書いておりませんので、今日はお酒の話を。
バレンタインにちなんでチョコレート味のカクテルを紹介いたします。
チョコレート・マティーニ!

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レシピはいたってシンプル。
ウォッカとクレーム・ド・カカオを5:5でシェイクして注ぐだけ。
クレーム・ド・カカオというのはチョコレートリキュールのことです。ごめんちょっとフランス語で言ってみた!というノリだと思います(適当な発言)。

ウォッカをジンで作るレシピもありますし、バナナリキュールを入れて香りづけしたり、クレーム・ド・カカオを2種類入れるレシピも目にします。
ウォッカとカカオの配合もバーテンダーによって様々。
どのカクテルもそうですが、その配合の度合いが腕の見せ所なわけです。
個人的にはオレンジピールで香りづけなんてのも有りだと思っていて、いつかやってみたい。

上の写真は行きつけのバーのものですが、ここはアブソルートのバニラフレーバーウォッカ(白い方のボトル)を使っています。チョコとバニラの香りの合うことといったら!卒倒しそう。
そしてチョコレートリキュールは天下のゴディバ。
私、ゴディバのチョコレートはそんなに好みではないのですが、このリキュールはとても使いやすくて好きです。

マティーニと名前のつくカクテルはあまたあります。
ジェームズ・ボンド・マティーニとか、アップル・マティーニとか。
マティーニはジンとドライ・ベルモットを3:1でミキシングするカクテルなのですが、マティーニがつくカクテルでもベースがジンとは限りません。
ボンド・マティーニがウォッカベースのせいか、いまや「なんとかマティーニ」はウォッカベースが多いくらい。ボンドさんすごいっす。
「マティーニ有名だからその名前でもつけとくか、お洒落だし」というノリで命名されたものも多いのでしょう(適当な発言)。

マティーニは本当にめまいがするほど奥が深いですが、チョコレート・マティーニは甘くてこの時期にぴったりなカクテル。
男性陣がチョコのお礼に女子におごってあげるにもよいお酒かもしれません。
強いので、今夜は帰さないぜ!の日にぜひ。ああ、何を言ってるんだ私。


記事にするのが遅くなったのですが、先月件のお菓子先生のところでパウンドケーキ作ってきました。
今回は秋なので、栗のパウンドケーキとロイヤルミルクティーの生キャラメル。
ケーキは小分けにして旦那がいつもお世話になっている同僚の方々に配ってみました。こんなことするといい嫁みたいで、現実との落差に驚きますね。
ちなみに生キャラメルは写真に取り忘れました。しまった。
 
で、先生に「このケーキと一緒に飲むお酒は何がいいと思う?」という超楽しいお題をいただきまして。
聞けば生徒さんのお祝いがあるらしく、しかも彼はお酒が好きとのことで、教室でケーキを試食する際に一緒にお酒を出してあげようと考えているとののこと。
これは真剣に考えなくてはいけんのう!ということで考えてみました。
 
【甘いものと合うお酒】
・スコッチウィスキー
・ラム
・ブランデー
・フルーツ系の白ワイン(シャンパンも含む)
・カシス、コアントローなどのフルーツ系リキュール
・カルア、ベイリーズ、コーヒー系リキュール
・ティフィン、フォションなどの紅茶系リキュール
・ゴディバ、などのチョコレート系リキュール
 
後半のリキュール類はお酒そのものが甘いので、甘いもの+甘い飲み物がいける人におすすめ。
アンジェリーナでモンブランとホットチョコレート(※どっちも名物だけど激甘)を一緒に頼んで平気な人とか。
甘いものそうでもない人で、お酒強い人はスコッチ。弱い人は白ワインかフルーツ系リキュールをソーダとかで軽く割ったものがよいと思います。
 
で、私は辛党かつお酒強い方なので、今日はスコッチの飲み方について。
 
飲み方はロックが王道ですが、秋なのでストレートでもよさそう。
一緒にチェイサーとして牛乳つけてあげると合うと思います。
寒い日はお湯割りもよいです。
お湯割りに角砂糖一個とシナモン入れて、レモンスライス浮かべるHot whisky toddyというカクテルもあります。 
 
このパウンドケーキにはラムが入っていたので、ラムも合うだろうな~と夢うつつ。
一緒にチョコレートつまむと幸せです。絶対に絶対に太るけどね!!

ちなみに、先生にはこの記事よりさらに長ーーいメールのお酒レポートを送ってしまいました。
ちょっとうざかったかもしれない。反省。
人はなんのために酒を飲むと思う?

…こう聞かれて、すぐに答えることができる人ってなかなかいないと思います。
簡単に言えば「心地よさを求めて」なのでしょう。
煙草やコーヒーを求めるのと同じ欲求。
ストレス発散だったり、癒しを求めてだったり、相手との仲を深めるためだったり、そうやって深めた人間関係を思い出すためだったり。
目的は人それぞれ、答えなどない、というのが答えなのかも。

個人的にはどう思っているかというと、私には「お酒は人生に寄り添っているもの」という意識があります。
それをうまくあらわしているCMがあったので、ここで紹介。
SUNTORY OLDのCMです。



私の父は私が中学生の時に亡くなっております。
アウトドア派で体育会系で、お酒が大好きだった父。
家ではいつも日本酒かニッカオールモルトを飲んでいて、平日はしょっちゅう酔っぱらって帰ってきて、母に怒られていました。
あれから15年。同じく大の酒好きになった自分を省みて、私は父の娘だなぁ、と痛感するのです。私はウィスキーよりはラム派だけどね。

しかし、ここのCMはほんと名作ですね。
ウィスキーの銘柄は違いますが、このCMで久しぶりに父のこと思い出しちゃいましたよ。ほろり。
そういえば「恋は遠い日の花火ではない」というキャッチコピーもこちらのCMでした。
これも大人になった今ならわかる渋さ。興味ある方はぐぐってみてください。

ちなみにこちらは続編。



男の子が欲しかったのに2人続けて女の子が生まれて、「今度こそ!!」と3人目を作ったらまた女の子で、結局息子が持てなかったうちの父。
生きてたら私の旦那と大喜びで酌み交わしていたのだろうなぁ。

お客様の人生に寄り添ったお酒を出せる、そんなバーになれますように。
結婚して困ったことのひとつに、行きつけのバーが遠くなってしまったことがあげられる。引越したせいで行きなれたバーに行く機会が減ってしまったのだ。
でも今日近くまで行ったので足を伸ばしてみました。

まずはジントニック!やっぱりその辺の居酒屋のとは違うのだよ!



そしてシェリー酒。二杯飲んだんだけど片方写真撮るの忘れました。
フィノ・アモンティリャードの「コキネロ」とパドコルタドの「ヘレンテ」。
バーテンダーさんに詳細を教えてもらったのですが、シェリーの解説は大変複雑で長くなるので別途。とりあえず銘柄だけ書いときます。

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おつまみは砂肝のコンフィ。バジルのオイルでゆっくり火を通した砂肝です。
このバーの砂肝料理は天才的に美味しいのです。光の加減であまりおいしそうに撮れてないのが不満ですが…すいません。

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他のお客さんからだという美味しいチョコレートのラスクをいただいたので、それに合わせたお酒を選んでみました。
スコッチ、重めのシェリー、ラムで迷って、今回はラムに。
「ロンボトラン ソレラ」という、シェリーのソレラシステムと同じ製法を採用しているラム。どうやらビンテージボトルだったようなのですが、ほんと超美味しかったです。

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緑のボトルの方がロンボトラン。
隣は「ロンサカバ」というこれも美味しいラムです。どちらも飲み方はストレートがおすすめ。薄めてはもったいないお酒です。
ウィスキーなどを飲むときはチェイサーってお水が一般的だと思うのですが、重めのラムの場合はミルクにすると幸せ倍増です。
どちらもグァテマラのラムなので、グァテマラに行きたくなりました。しかしグァテマラって…お酒が有名なところに行こうとすると、どうにもマニアックな旅になってしまいますね。

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ストレートのお酒を3杯も飲んだので、次はカクテル。
オールドパルを頂きました。
ドライベルモット(甘いけど苦い)とカンパリ(甘くて柑橘系だけど苦い)とライウィスキー(重い)を1:1:1でステアする古典的なカクテルです。アメリカで禁酒法が引かれる前から飲まれていたというので、歴史は長い。
甘いけど苦い、というところが「古い仲間」という命名にとても合っているなぁと思うカクテルです。

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I love Alexander! …なので、アレキサンダー。
少し甘かったかな。このあたりでだいぶ酔っぱらってきて、味とか細かいことは吹っ飛んでくるのですが。

今日は金曜日だったので、お店がとても忙しそうでした。
私はアリーナ席(バーテンダーさんたちがお酒を作っているのが目の前で見える席:勝手に命名)に座っていたのですが、油断すると作るために取り出したボトルが大行列に。

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こんな↑感じで。
ボトル見るの好きなので、とても嬉しい。

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今日の締めはカクテル。ハンター。
チェリーブランデーとライウィスキーをステアする甘口カクテル。材料がこんなに少ないのに美味しい!シンプルであることは美徳ですよね。素晴らしい。
今日使っていただいたチェリーブランデーはヒーリングチェリーでした。これも素晴らしいお酒ですよ。
これ、合わせるお酒をブランデーにすると「チェリーブロッサム」というカクテルになりますね。どちらも好きです。

行きつけのお店が遠くなった結果、おそらく3カ月に一度程度しか行けないというしがらみができてしまったので、心置きなく飲んでしまおう!ということで今日は酒量をまったくセーブしませんでした。
どうみても飲みすぎだけどいいの。私はこの一杯のために生きているの。

ということで、今日の記事は忘備録でした。

先月末、祖母の法事で北海道に行ってきました。
法事とはいえ我が家の親族はみんな気のいい方たちばかりで、私は彼らに会うのが大好き。もちろん祖母のことも大好きでした(顔が私に激似なのです)。
そんなわけで、供養させていただきつつも楽しんでまいりました。

で、お土産を物色していてどうしても気になるものを発見。
ROYCE' プラリネショコラ カイピリーニャ(↓)
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恋人の日発祥の地・ブラジルのカクテル「カイピリーニャ」を表現したガナッシュのプラリネショコラ。
口に入れるとライムのさわやかな酸味が広がり、続いてブラジル産のお酒「カシャーサ」の風味とカカオがゆっくりととけ合います。
ポルトガル語で“田舎のお嬢さん”を意味するこのカクテルは、ライムのさわやかさと甘み、カシャーサの独特な風味がマッチする、ブラジルで人気のカクテルです。
ブラジルで国民のお酒として愛されている「カシャーサ」には、チョコレートリキュールを使ったカクテルもあり、カカオとの相性は抜群です。
(以上ROYCE'のHPから引用)

こんなのぼりもありました。

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カイピリーニャというのはブラジルに昔からあるカクテル。
カシャッサ(Cachaca)というサトウキビが原料の蒸留酒にライムジュースと砂糖を入れて混ぜ、絞り終わったライム果実とクラッシュアイスの入ったグラスに入れて完成。
ライムは自分で絞って入れるスタイルもあります。現地に行ったことがないからわからないけど、その方がブラジルっぽい気がする。
イメージにはモヒートにとても似てる感じ。ベースも入ってる物も違うけど、ガシガシ混ぜて飲むところが。

で、このチョコレート。カイピリーニャがコンセプトなんだそうで。
包装もライム色でかわいい。プラリネ本体には緑色のバラが印刷されてておしゃれ。
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そして味もなかなかのもの!!
お酒とチョコレートがどちらも好きな私、たまに高級チョコレート店でお酒入りを買うのですが「おいしい!!」って思えるものってなかなかないのですよね。
なのでこれは新しい発見でした。
期間限定品でもう手に入らないようだけど、気に入ったからまた発売してほしいなぁ。

ちなみにこのカシャッサ、ブラジルでも地域によっては違う呼ばれ方をしているそうです。
有名どころではPingaという呼び方。これはこの蒸留酒の世界最多の生産メーカーの社名です。「(日本)酒は久保田!」みたいな感じでしょうか。
1500年代にブラジルで労働を強いられていた黒人奴隷が好んで飲んだ蒸留酒。
サトウキビの蒸留酒は食事より安かったため、食費が浮くということで規制されなかったのだそう。労働効率、落ちると思うけどなぁ。

つくづく思うのは、お酒は歴史に密着しているなぁということ。
それを知ってて現地で飲むと本当に幸せな気分になるしね。

ああ、ブラジルとかメキシコに行きたい。



ヘレスに行ってボデガを見てきたことをいつも行ってるバーで自慢したところ、「シェリー酒の会やるからそのとき体験談を話して」と頼まれました。

ヘレスなんてマイナーな場所の旅話は普通の人たちにしてもおもしろくないゆえ自粛していたのですが、聞いてくれる人たちがいるなんて盲点。しかもバーに来る常連さんたちが相手ってことは、そろいもそろってお酒が大好きな人たちなわけです。
なにそれ超楽しいじゃないか!!と、ふたつ返事でOKしました。

話した内容はここに書いてあるようなことなので割愛しますが、シェリーを片手に、さらにおいしいおつまみもいただいたので大満足でした。バーテンダーさんによるシェリー酒講座なんかも聞けてものすごく勉強になったし、私の話でさえ聞き手の皆さんは興味深々で聞いてくれた。嬉しかった。
バーカウンターの中に入ってお話をしたのですが、なんというか…とても心が躍りました。その場所を夢見ている者としては。

写真はお土産のシェリーブランデーと、こないだ飲んだお酒たち。シェリーとラム。
なぜシェリー会の写真じゃないかというと、話すのと飲むのと食べるのに夢中になっていたせいです。てへ。
先日、旅でどこのボデガに行こうか悩んでいると書きましたが、バーテンダーさんたちのご意見求めにバーに行って来ました。



まずはゴンザレス・ビアス社のティオペペを1杯。
恥ずかしながら初めて飲んだのですが、至極あっさりで飲みやすい。辛口は好みではないのですが、これはおいしいですよ。有名な理由がよくわかる。

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こちらはサンデマンのポートワイン。
サンデマン社のシェリーはこのバーには置いてないそうで。でもポートワインめっちゃおいしいんですけど!!
大興奮していたら、「これは便利ですよー。バニラアイスにかけてもおいしいです」とバーテンダーさん。
なるほど、確かに。それいただきですよ。

ドメック社のシェリーも置いてないとのことでしたが、ドメック社は辛口専門。この時点で候補からは外し、ゴンザレス・ビアスかサンデマンのどっちかにしようと思い、どちらに行くべきかバーテンダーさんたちに相談。
すると返ってきた答え。

「ぼくだったらサンデマン…いや、やっぱどっちも行きますね」
「おれはどっちも行くけど」
「どっちも行ってください」

ちょっと、参考にならんですけども!
全会一致で「どっちも」じゃないですか!!

でも、よく考えたら職業「バーテンダー」の皆様はそう言うに決まってますね。
しょーがないので直前まで悩もうと思います。

じゃ、行って来ます。次回更新は24日あたりにでも。
会社の同期がニューヨーク転勤から帰ってきました。
ニューヨークに転勤、なんて月9ドラマみたいなことが本当にあるんだねと驚いてた庶民な私ですが、時が経つのは本当にあっという間で。
なんにしても、彼女はマブダチなので帰ってきて嬉しかったですよ。



で、律儀なので土産をくれました。カクテル本。
…天才的セレクト。さすがカクテルを育てた国、とてもかっこいいのですね写真が。

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ブラッディ・メアリーのページ。

This is an old favorite and one of the world's best-known cocktails.
Many variations are possible, with the basic ingredients being vodka and tomato juice.

…だ、そうです。
「世界中でよく知られ、古くから好まれているカクテルのひとつ。ウォッカとトマトジュースという基本的な原料だけで、多くの変化を楽しむことができる」てなところですかね。

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こちらはウォッカのページ。

The name vodka comes from the Russian ZHIZNESSIA VODA, which means 'water of life'.
「ウォッカという名の由来はロシア語のZHIZNESSIA VODA、その意味は'命の水'」

ロシア語なんてとんと読めませんがかっこいいですね。
ウォッカは冬将軍を味方につけたロシア軍のお酒。ナポレオンを倒したくらいですから。

この本も、店に置いて飾りますよ。
金曜日ってほんと素晴らしいですよねー。
お盆も普通に出勤して働いてた私ですが、今日は仕事終えて渋谷のフランフランを見て、その後のびのび飲んで帰ってきました。
しかもお盆だったんで、渋谷は人がいなくてガラガラ。電車も空いてる。ブンダバー!

夜ご飯したお店はキリストンカフェという、教会をイメージしたコンセプトレストラン。
確かに内装が素敵!ヨーロッパ旅行を思い出してキュンキュンする。



まず頼んだソルティ・ドッグとキール。
ソルティ・ドックはウォッカのグレープフルーツジュース割り、グラスのふちに塩をあしらったスノースタイル。
1940年代にイギリスで生まれたカクテルで、はじめはイギリスらしくジンベースだったとか。その後アメリカでウォッカベースに変わり、大流行した模様。
「ソルティ・ドック」はイギリス海軍のスラングで甲板員のことだそうで、彼らはいつも塩まみれで働いているからそう呼ばれてたらしいです。
塩がないと名前が変わって、「ブルドック」とか「グレイハウンド」とか呼ばれます。グレイハウンドは犬種ですね。なんにしても犬なんですね。ただの犬って切ないな。

キールはカシスの白ワイン割り。
フランスワインの名産地ディジョン市の市長だったキールさん(Mr.Félix Kir)が考案したことからこの名前がついてます。彼がこのカクテルを市の催しでたびたび供したことから有名になったとか。
ちなみに、白ワインをシャンパンに変えると「キール・ロワイヤル」、赤ワインに帰ると「カーディナル」になります。

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手前はパスタのパエリア「ヒデワ」。これ、めちゃくちゃおいしかったです。魚介とかソースとかより、パスタそのものがおいしい。しみこんだスープがいいダシ出してるんだと思う。洋風焼きそばって感じです。
奥はオリジナルカクテルの「小悪魔(Sweet Devil)」。ここのオリジナルカクテルは面白い名前がついていて選ぶのが楽しかったですよ。「ジキルとハイド」とか「天使の休息」とか「モンサンミッシェル」とか。

お店の内装が素敵だったので自分の店に思いを馳せてしまいました。
家具買うのとか、超楽しみ。
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