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プロフィール
HN:
Dropout Devil(でびお)
自己紹介:
いかつい顔面を持つ31歳悪魔系会社員。
間違っても「小悪魔系」などではございません。

脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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Dropout devil's open business Diary
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Read not to contradict and confute, not to believe and take for granted, not to find talk and discourse, but to weigh and consider.
読書は、論争のためではなく、そのまま信じ込むためでもなく、講演の話題探しでもない。それは、熟考のためのものなのだ。
(イギリスの法律家 フランシス・ベーコンの言葉)

ここしばらく司馬遼太郎「国盗り物語」を読んでいました。
怒涛の戦国時代を、斎藤道三と織田信長、明智光秀の視点から描いた物語。教科書の歴史で習っただけの知識でうすぼんやり抱いていた彼らのイメージが鮮明に脳裏に浮かび、ただの「知識」が「実感」としてかちっと当てはまったような感覚を抱きました。
全然知らなかったのですが、道三が自分の弟子として知識を授けたのが信長と光秀だったのだそうです。なんという運命。
光秀が信長を討った理由が今まで釈然としていなかったのですが、自分の中でこれがすっきりしたのが嬉しかった。人が反旗を翻す理由って実際はこーゆーものだよね。
とにかく道三も信長も光秀も本当に魅力的。この本、おすすめします。
私は自分の特色をどのように活用するか、そしてどんな上司であることが重要であるかまで思考が及んでしまいましたよ。

で、素晴らしい本に出会うとどうしても次の活字を求めてしまう私。
ずっと前に買ってそのままにしておいた本「スープで、いきます」に手をのばしました。


三菱商事の社内ベンチャーからご存知Soup Stock Tokyoを立ち上げた遠山正道氏の著書です。
私の勤める会社にも社内ベンチャー制度があるので、そこから外食を立ち上げた方の経験談、参考になるのではないかと手に取ったもの。

序盤は「恵まれた環境から起業した人」という意識でいたため、正直「うらやましい!!」と思いつつ読んでいたのですが、これはただの偏見だということがわかりました。
オープンするまでの泥臭い部分があまり書かれていないのでスムーズにいったように見えますが、掲載されている企画書を見ただけで全然そんなことないことは明白。
この形にブラッシュアップするまでにどれだけの人と対話を繰り返し、可能性を探っていったのかを想像するだけで大変な作業であったろうと感じます。当然ですよね。ビジネスは「恵まれている」だけでできるほど甘くはありません。
結果、さわやかな読了感。
私が勤めている会社は三菱商事と違ってKFCのような外食子事業会社は持っていないので私の夢とは結びつかない可能性が高いという結論に至ったのですが、得たことがいろいろとありました。

【この本から得たこと】
・企画書を物語風に書き、読み手にイメージしやすい状態で提供するという手法
ここのところ企画書を放置してたので(母に見せたところで止まっています)、新しく得たアイディアを反映させていこうと思います。
自分だって恵まれている側なのに、人をうらやましがっている場合じゃない。

・自分の企画をさまざまな人に話して意見をもらうという姿勢
恥ずかしいからといつまでも頭の中だけで考えていてはいけないのですね。
カミングアウトしつつ意見をもらい、ブラッシュアップしていくことが重要であるということなのだなぁと。

・開業する上での人材探しは「やりたくて・やれる人」であることが重要
・見たくない現実ほど早く見て、早く対処する必要があること
胸がキリキリするような苦労談が書いてあったのですが、これを一緒に乗り越えていける人材を探すのがすごく重要だと思いました。
しかし、人材。どこで探せばいいのだろう。
同じような夢を持っている人をセミナーとかで探すんだろうか。
これもいろんな人に意見をもらってみよう。

起業失敗談や成功談を冷静に書いてあってとても参考になりました。
書いてあることがこれから自分に起こりえることであり、そのとき自分は何ができるかを妄想しながら読むことがトレーニングであると信じて。

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