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プロフィール
HN:
Dropout Devil(でびお)
自己紹介:
いかつい顔面を持つ31歳悪魔系会社員。
間違っても「小悪魔系」などではございません。

脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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東日本大震災から、2か月と少し。
頑張ろう、と一丸となっていたあのときから少し時間が経ちました。
今も私のツイッターのタイムラインには、東北からの声、それを激励する声、自分に何ができるだろうかと自問し、行動に起こすさまが流れてきます。
震災直後から少し形は変わったかもしれないけど、たくさんの人たちが今でも自分の気持ちを記している。
 
その何気ない言葉に、私はたくさんの勇気をもらいました。
綺麗な言葉だけじゃないけど、辛いこともたくさんあるけど、それでも。

だからその気持ちを動画にしてみました。
どうか、多くの人に届きますように。


 
<Special Thanks>
・つぶやきを引用させていただいた皆様
・イラストを快く提供してくださった 「かっちゃん」さん 
・写真素材をいただいたサイト
 (写真素材 足成  他 ニュースサイト多数)
 
<音楽>
・Dragon Ash "Viva la revolution"
・初音ミク "ハジメテノオト" (打ちこんだ人:ハナさん


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こないだ、件のお菓子先生の春のお菓子教室に行ってきました。
今回のメニューは、春らしくいちごマカロン!
なんということだ!なんと心躍るメニューなのだ!!

正直、マカロン作るとか今まで考えたこともなかった私。マカロンは食べるもので作るものではない、と自信を持って主張していたレベル。だから作り方が全然想像できない。
どうやって作るんだろう、メレンゲを焼くのか?でも前にマカロンってスペインのバスク地方の焼き菓子が元だってのをテレビで見たことあるぞ、あれは小麦粉っぽい茶色っぽいクッキーっぽい色のお菓子だったぞ、などと考えつつ先生に教えを請うたのでした。

そんなわけで、教えていただいたマカロンの作り方。
詳細はレシピサイトを見ていただくとして、概要を1行で書いてみます(しかも皮部分だけ)。
「メレンゲを泡立つつグラニュー糖と混ぜ、そのあとアーモンドパウダー混ぜて食紅で色付けて焼く」

mini_IMG_0912.jpg

はい、焼いたものがこちらー!
ピンクと濃いピンクがあって乙女&ポップで我ながらかわいい・・・と思いますが、これは私と友人の作った色がかけ離れたせいです。たまたまです。狙ったのではないのです。

mini_IMG_0916.jpg

こうして中にクリームを詰めます。
今回はイチゴのバタークリーム。常温に戻したバターにイチゴのピューレとキルシュ(さくらんぼの蒸留酒。リキュールじゃない方)を入れて混ぜてマカロンの上にしぼります。
先生曰く、フランボワーズのジャムとかでもいいらしいです。なるほどおいしそう。

mini_IMG_0914.jpg

はいどーん。できましたー。
私が作ったのは右側の小さい方。左側のケーキの形にしたものは先生が焼いてくれたものです。なんかキングスライムとスライムみたい。

slyme.jpg ほら似てる。

先生からメールが来たのはあの地震の少し後のことでした。
レシピも完成して「マカロン教室やりますよー!」というお知らせメールを送ろうとしていた、その夜に地震が起きたとか。
「材料もそろうかわからないし、今は無理だよね・・・」と一時期は延期になさったのですが、しばらくして「自粛を自粛しよう!」という声が各所で叫ばれるようになったあたりで彼女も再開を決断しました。
できる限り節電ということで空調を入れずに、1レッスン1000円募金する、と私たちに宣言して。

ほんと、みんなできることをやろうとしてるよね。
そう感じることができてとてもとても嬉しかったし、彼女のことがますます好きになったわけです。

さて、肝心のマカロンはとても美味しく、うちのスウィーツ王子な課長にも大好評でした。
作ったものがピンクだしコーヒーカップもピンクだったので、「なんか今日はかわいい感じだね!」「乙女だね!」と照れつつ、楽しい乙女な夜でした。




「お酒好きならもやしもん!」と友人にすすめられ、まんまとはまった漫画、もやしもん
これの8巻がビール編で、お祭り騒ぎが大好きな私の心にジャストフィットいたしました。

mini_IMG_1415.jpg

そんなわけでビールが飲みたくなった私。
近所の酒屋さんに行って劇中に登場したチェコのビール「ピルスナー・ウルケル」を買ったのでした。

このピルスナー・ウルケル、ドイツ人のグロルさん(Mr.Josef Groll)が作った世界初の黄金のビール。チェコはボヘミア地方(ビールの原料:大麦とホップの名産地)のピルゼンという街で作られ、街の名前を取って命名されました。
グロルさんは大変素行が悪く、ビール作った功績により名は残りましたが3年後には街を追い出されたとか。
「グロルってバカだから機械の使い方わかんなくてたまたま黄金ビールができたんだぜ」とか
「あいつ酵母をドイツから盗んできたらしいぜ最低だな」とかそこまで言わなくてもな悪口が残っているそうです。

しかし、お酒に罪はない。
色もきれいで味もいいこの黄金ビールは世界各地で生産されるようになり、現在ではビールの主流に。
日本のビールはほとんどこれ。アサヒスーパードライ、キリンラガーなんかもこの流派です。

mini_IMG_0198.jpg

ほら、どうですこの美しい色!

mini_IMG_0199.jpg

用意したおつまみは3種類。
・鳥肉とトマトのマフィン
・3種のソーセージ盛り
・ズッキーニとアスパラのチーズ焼き

ではここでビールについてよくわかる解説ー。(平成教育学院風)
ビールは醸造の種類によって2種類に分けられます。
ひとつ目はエール。常温で短い時間で発酵させるのが特徴で、こくが深くて香りがよく、味も色も濃い。ラーメンでいうと豚骨こってり系!みたいな。
もうひとつはラガー。低温で長時間発酵させるのが特徴。あっさり系の軽い味でジャブジャブ飲める。ラーメンで言うと塩ラーメン。名前はこっちのが聞き覚えがあると思います。キリン様のおかげですね!
先ほど申し上げたピルスナー・ウルケルもラガーです。もともとはドイツのローカルビールだったんですけど、グロルさんがチェコで黄金ビールとして醸造したおかげで世界中に広がったのです。
ちょうどこの時期(19世紀)冷蔵庫が開発されたそうで、低温醸造が可能になったことも後押しとなったそうです。

さて、家飲み続き。
ビール330mlだけじゃ物足りず、コアントローにライムしぼって飲む。うまい。

mini_IMG_0206.jpg

コアントローはオレンジリキュール。
このリキュール、雑誌などではよくソーダ割りで飲むのをすすめてますが、私はロックにしてライム実しぼって飲むのが好きです。
甘さが酸味と一体になって大変結構なお味になります。

そんなわけで、久々のお酒レビューでした。
ビールとコアントローロック、どっちも夏に向けておすすめな飲み方ですので、ぜひ!


昨日の続き。
今後の日本のエネルギー政策について、私の意見を書いておきます。
皆さんに勇気を持って意見を言えと言っておいて、自分は何も書かないんじゃ説得力がなさすぎますから(笑)
 
【私の意見】
・原発を段階的に縮小しつつ、他のエネルギー発電を採用(20年計画くらい)
・火力発電、地熱発電、バイオマス発電をベースに、各種発電を導入して負荷分散
・原発もすぐには無くせないから、事故リスクを減らすための設備投資はする
・税制整備を急ぐ。エネルギー研究には助成金出す
・個人住居には太陽光発電装置をつけることを推奨
・東西の電圧差はなくす、もしくは変換機を導入
 (これが一番費用がかかるかも。でも一番はじめに決めなくてはいけない)
・必要な費用は、今までに案として出ていたものを全部やる。全部。特別扱いなし。
 
ひとことで言うと「負荷分散」です。
どの発電方法に不都合が生じても、どの地域が被災しても送電して助け合えるようにしておく。
併用すると開発や運用に余分なお金はかかりますが、地震大国、台風も来る、資源もない、というわが国の状況を考えるとやむをえない。
必要な費用は増税して対応。
そのための消費税UPなら、私は受け入れる覚悟があります。
 
消費税だけじゃありません。
年金の受給年齢もあげなくては無理です。もちろん、議員年金も含みます。
なんなら議員年金は金額も減らしましょう。
公務員の給料も少しずつでいいから減らしましょう。
知事や市長たちの退職金(4年に一度1200万~5000万)は半分にしましょう。
サラリーマンの保険料を4割負担まであげましょう。
余力のある民間企業は、一時的にではなく継続的に支援をする方法を考えるといいです。
つまり、国民全員がちょっとずつ捻出する。その覚悟を決めるんです。
少し前に聖域なき構造改革と言っていた首相がいましたが、今もう一度それを。
 
そして、全ての官庁の経費を一律10%カット。
今、国は企業に「夏の電力不足に向けて、企業消費電力を25%カットするように」と指示を出しています。規模の大小に応じてパーセンテージは変わりますが、これ、相手がインフラ屋だろうと銀行だろうと病院だろうと対象です。問答無用です。
そして、この国のサラリーマンたちはその方法を真剣に考え、やってのけようとしているのです。素晴らしいことです。
だから、それと同じことを国の経費についてもやるのです。
民間だけが血を流すのではないですよ。
国民全員なのですから、国も同様です。
私はやればできると信じてる。この国の官僚は優秀なのだから、むしろやってのけて欲しい。
 
今までの案は私が考えたことですから、皆で考えればたくさんアイディアがあるはずです。
この国は保守的だけど、今は緊急事態なわけですから、それを理由に今までできなかったことができると思うのですよ。
それを全部やったらできるんじゃないかな。
国債の問題も解決できちゃうかもしれない。
楽観的すぎるかもしれませんが、そんな希望を持って取り組んでいきたいと思うのです。
 
だからね、「原発反対!」「でも消費税の増税も反対!」って叫ぶのはとりあえず待ってみましょう。
気持ちはわかるよ。でもあんまり怒らないで、ちょっとだけ怒りをおさめて、この国の指揮を取ってる人たちに協力してあげて欲しいのです。
 
ちょっと話がそれました。お金の話じゃなくて原発の話だった。
とりあえず、原発反対と叫んでいるそこの人。
今その辺を選挙カーで走っている候補者たちが、エネルギー政策についてどんな姿勢でいるか調べたらいいですよ。
地方選挙前半のときは「候補者のエネルギー政策を知りたい有権者の会」が調べてまとめてくれたのですが、さすがに地方選では候補者数が多すぎて無理なのだろうと推測できますので、各自で。
で、自分の意見と似た人に投票するといいです。
ネットで暴れまわるのはそのあとだ。話はそれからだ。
 
反対だけしてたら何も動かない。
だから私は代替案を考える。
素人ですけど、このことに意味があると信じてる。
私たちは無力なんかじゃない。いくらでもできることはあります。
 
それぞれできることをやりましょう。
この国がもう一度立ち上がるために。
 
【参考:国別エネルギー事情】


人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい。
(アルベルト・アインシュタイン)

ここ1ヶ月、原発について知らなすぎたなと反省してました。
便利に電気を使い、それがどこから来てるかとか考えたこともなかった。
でも「原子力発電所」って物が日本のどこかにあるってことは知ってたわけです。つまり、目をそむけてただけ。
 
そんなわけで、どうすればいいのかと代替案考えてました。
各エネルギー発電に関して調べたので、超簡単にまとめてみます。
________
 
【水力発電】
メリット: クリーン。電気を作り出すことによる害はない。
デメリット: 送電ロスが大きい。「ダムに沈む村」が問題になる。ダムに寿命がある。
 
【風力発電】
メリット: 汚染物質が出ない。
デメリット: コスト高い。低周波公害がある。安定性低すぎ(無風のときは使えないから)。
 
【火力発電】
メリット: 燃料が多岐に渡るので資源輸入が負荷分散できる。ロスも少ない。
デメリット: 大気汚染(CO2排出量が増えてしまう)。
 
【太陽光発電】
メリット: クリーン。汚染物質が出ない。設備の構造が簡単。
デメリット: コスト高い。広い面積が必要。安定性低い(ずっと日が出てるわけじゃないから)。
 
【地熱発電】
メリット: 燃料費不要、CO2排出量が火力発電の1/20
デメリット: 地盤沈下、大気汚染、人工地震の誘発。調査にすげー時間がかかる
 
【潮力発電】(潮の満ち引きを利用する発電)
メリット: 燃料がいらない、大気汚染がない。発電量が予測しやすい。
デメリット: 設備の維持メンテにコストがかかる。海の生態系に悪影響を与えうる
 
【バイオマス発電】(ゴミとか廃材を燃やしたエネルギーで発電)
メリット: 循環型方式なのでクリーンで環境に優しい。
デメリット: コスト高い。木の伐採、農作物価格の上昇がありえる
_________
 
何事にもメリットとデメリットがあるし、「絶対安全なエネルギー」なんてただの妄想だってことです。
 
それでもどれかを選ばなくてはいけないんだから、みんな自分の意見を持つべき。
そしてその意見は国と電力会社に伝えなくては意味がないので、
お金持ってる人は株主になって電力会社に提言。
お金持ってない人は選挙で意見の同じ候補者に投票して、その人を支援。
 
これで本当に意味のある反対運動になるわけです。
アホみたいに「原発はんたーい!」だけ言ってればいいってことじゃないです。
仕事でもよく言われるでしょう?「代替案を持って来い」と。
 
「代替案を考えるのは専門家の仕事だ」と言う人もいるけど、それは違いますよ。
それだと、「じゃ、原発にしよう」と決めるのも専門家の仕事だということになります。口を出す権利は奪われてしまう。
だからその考え方は捨てた方がいい。
これは東電の問題じゃなくて、日本という国の問題です。
国のエネルギー政策を国民が考えちゃいけないなんてことありません。
文句があったら言うのは当たり前だし、いいアイディアが浮かんだら提供するのが当たり前です。
日本に住んでいる国民として、税金を納めているひとりの人間として、国と一緒に考えるのです。
 
それに、代替案を言わない人の意見は捨てられます。
「何も考えないくせに、何もやらないくせに、文句ばっかりうるせーな」と思ったこと、あなたもあるはず。
誰もそんな人の話は聞いてくれないのですよ。
だから勇気を出して、自分の考えを言ってみましょう。
 
自分の意見が間違ってたらどうしよう、と思うと怖いですよね。
でも別に間違ってたっていいんです。
私たちは専門家じゃないから間違うのは当たり前だし、間違ってたらそれを認めて是正すればいいんだから。
そして、間違いはより分けた上で一番いい方法を専門家が選んで導入してくれます。 
我が国の技術者は優秀ですから。
 
だからね、「ずっと嘘だったんだぜ」とか歌ってる場合じゃねーんですよ。
なにその「おれ関係ないもん悪くないもん」みたいな主張。
「さすが!ロックだ!」とか言われても…ロックってそんなもののことなの?だとしたら全然かっこよくないよ全然。ロックなんてクソ食らえだよ。そんなものがロックならね。

最後に私の意見を書こうと思ったのですが、長くなってしまったので今日はここまで。
続きは明日!よろしければまた。


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 佐々木俊尚氏の「キュレーションの時代」を読み終えた。
twitterはじめる前からROMっていて、アカウント取って真っ先にフォローした人の一人である佐々木氏。
震災後twitterに飛びかう情報の中、氏の発信する情報の安定感に心奪われ、その発言にしばし出てくる「キュレーション」という言葉に興味を持ったのが手に取った理由。
 
【悪魔的要約】
・キュレーションとは、無数の情報の海からテーマにそって情報を拾い上げ、価値を付与して発信すること
・キュレーターは情報を集め、その情報たちに新たな意味を付与して発信する人のこと
 
・ネットが発達することでたくさんの情報を得ることができるようになった
・マニアックな文化の情報も容易に届くようになり、人々の好みやニーズは細分化された
・結果、みんなが同じものを好み、同じものを消費する時代ではなくなった(マスメディア、記号消費の時代の終焉)
・ネットの情報量が増えて煩雑になるにつれ、有用な情報をいかに拾い集めるかが問題となる
・情報を取捨し、まとめ、わかりやすく発信するキュレーターの存在が重要
・しかも様々なキュレーターの視座でものをみることで、興味なかった世界の情報を得、視野を広げることも可能
 
【感想】
マスメディア・記号消費主体の時代がいかにして衰退したか。
ソーシャルメディアプラットフォームの進化とともにはじまった「キュレーションの時代」とはどのようなものか。
それを非常に分かりやすく解説している良書でした。
 
前にも書いたが、ネットから情報を拾うのはものすごく時間のかかる作業。いくら時間があっても足りない。
その問題を解決するのは何か。
信頼に足るキュレーターを見つけ、その人の発信する情報を読むこと。
その仕組みが発達した時代を佐々木氏は「キュレーションの時代」と読んでいた。

キュレーションは誰にでもできる。
得意な分野であれば私でもキュレーターになれるということだ。
そしてそれはお店を経営する際に武器になる。
お酒が好きで、バーで飲むのが好きで、おいしいものを食べるのが好きな人たちが欲しがる情報をいかに発信していくか、ということだ。
 
そして、自分の顧客となりうるお酒やバーが好きな人々をいかに集めるか。
この課題については、ジスモンチのライブを成功させた田村さんの話がとても参考になった。潜在顧客がどこにいるか注意深く観察し、あたりをつけてピンポイントに情報を公開する。
小さいニーズだからこそ、ピンポイントに、確実に。
小さい店をはじめようとする私にはお手本のような事例。
 
そして、佐々木氏がキュレーションを説明するために例として出された芸術家たちの物語。
そのどれもが非常に興味深く、「見てみたい!」「聞いてみたい!」と感じた。
佐々木氏の情報収集・発信力の高さに感嘆するとともに、「自分に合っている」という感覚が得られて嬉しく思う。
今後も佐々木氏を信頼できるキュレーターの一人として支持していきたいと感じた。

反面、良いキュレーターを見つけることがすごく重要だと思った。
そうでないと嗜好が異なる情報を多く得ることになり、自分の意見や価値観と合わなくて疲弊する。
反対意見を参考にするという考え方もあると思いますが、その比率は小さくていいわけで。
キュレーターを見つける能力、というのも重要になってくるのでありましょう。


数年前。旅行した沖縄で友人ができた。
ちっちゃくて元気で、素直でかわいい彼女は、私を「姉さん」と呼んで慕ってくれた。
泊まった民宿で数日を一緒に過ごし、海で遊び、飲み、バーベキューをしたりソーキそばを食べたり。
ある夏の旅のいい思い出として心に残っている。

その彼女から数年前メールが来た。
ロンドンに留学するって。
写真の勉強をしに行くって。
結婚できなくなるかもなんて言う彼女を「今のうちにやりたいことは全部やっとけ!」と送り出した。
自分が結婚したばかりだったので、むしろ背中を押したかったのだよね。

地震の直後。
そんな彼女が、ロンドンで日本の地震に寄付を求めるチャリティーに参加したと教えてくれた。
たくさんの写真を撮ってくれたことをfacebookを見て知った。
その行動力に心を打たれ、写真を多くの人に届けて勇気を与えられたら・・・と思い、動画にしてみた。



できあがってアップしたら、また違う友人が私に声をかける。
「たくさんの人に見てもらいたいから、英訳しようか?」と。
英語の得意な彼女のおかげで、英語版を作ることもできた。
そしてそれは、ロンドンにいる彼女が参加するチャリティーイベントで上映されることになった。



これは、私ひとりの体験。
きっとこんな話がこの数週間の日本にあふれている。
自分が得意なこと、できることを考えて行動に移した人たちが、この世界にはあふれている。
やっぱり、世界はつながってるよ。
世界中の人々に感謝を。日本のためにありがとう、と伝えたい。

そして日本人であることを誇りに、この苦境を乗り越えるんだ。


震災から5日。
我が社の震災&停電対応チームは隣でバタバタしていて、毎日えらい人に呼ばれたり泊まったりしてます。なんせ未曾有の大災害ですから訓練はしてても初めてのことばかり。大変に決まってる。
それでもみんな文句も言わずに働いてて、マジで24時間戦えますか状態。素敵。
しかし、私は昨日あたりから普通の仕事を超普通にこなしております。
もう、超普通。ランチも普通に外に食べに行く。なんならいつもよりいいもの食べに行く。私にできるのなんておいしいもの食べて経済をまわそう大作戦くらいです。
 
そんなわけでもりもり働き、泊まりチームを労って今日も定時に帰路へ。
もうすぐ最寄り駅に着くなー、何食べようかなーと思っていたら、旦那からメールが。
「駅に着いた。今停電中。改札で待ってる」
 
・・・そうか、今日、計画停電の対象時間、夜なんだった!
 
なんかすっかり忘れてました。なんとかなるだろと思いすぎだろ私。
とにかく駅に着いて改札を出ると、街は真っ暗。停電のことを英語でblackoutと言いますが、まさにその通り!って感じ。
いつも見えてるネオンや信号は消え、見えるのは車のライトといくつかのマンションの非常灯だけ。
ようやく鉄道に電力の優先供給がされた実感が沸きました。電車は普通に動いていたし、駅だけは煌々と明かりがついていた。街の灯がほとんど消えてても駅が道しるべとなるなら安心だもんね。調整してくれた人に感謝です。駅から遠い人はちょっと大変だけど、そこはバスが頑張ってくれてるみたいでした。
 
空を見ると星がすごいよく見える。
「月が…綺麗だね…」「オリオン座!オリオン座!!」とはしゃぐ私。
旦那に「楽しそうだね…」とあきれられながら自宅へ。
開け放されたオートロックの扉を通り(管理人さんが開けてくれたのだろう)、階段でマンションの部屋まで(とはいえ2階なのでいつも階段)。
部屋に入って反射神経でスイッチを入れるも、当然電気は点かない。用意しておいた懐中電灯を部屋の中央に据え、まずは家を点検。
「ほんとに水が出ない!」「風呂沸かしシステム動かない!」とテンションの高い私に、
「お前電気代払い忘れただろ!おかげでこんな暗いぞ!!」とキレる旦那。
まさかの計画停電ギャグ。ちょっと笑っちゃったよ。
 
夜ごはんどうするかー、水出ないとカップ麺も作れないねー、とポテトチップスとか食べ始める我々。
一袋開けてしまったところで「もしかしてガスコンロはつくんじゃね?」ということに気付く。
遅!
しかも買いだめ魔の旦那が日常的に買いだめたミネラルウォーターが10ケースほどあるので、水道水は出ずともなんとかなるんでした。
日頃買いだめは場所を取ると嫌がっていた私ですが、スーパーから物がなくなるにつれてありがたみを感じるようにはなり、しかしそれに対して得意げな旦那になんとなく悔しい気持ちでおります。
いや、ありがたいんですけどね!何そのドヤ顔!!
 
そんなわけで、今日のご飯はウィンナーとアスパラ、からすみのパスタ。卵ワカメスープ。
パスタ茹でるのにミネラルウォーター使うとかどんなセレブだよと思いましたが、ここは涙を飲んで。

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暗いねー。

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わからんのでフラッシュたいて撮影。

ちなみに、懐中電灯はひとり暮らししてたときに突然思い立って用意した災害用のもの。災害グッズはすごいですよ、小さくて力持ち。マジで役に立ちます。
私の信条は「出たとこ勝負」なので「備えあれば憂いなし」という言葉はあまり好きじゃないのですが、備えには意味があるなと思うのでした。
おかげで我が家は食べ物以外はほぼ買い出しに行かなくて済んだので、その分冷静でいられたように思います。
 
予定では18:20~22:00だった停電時間も20:45くらいには終わってしまい、なんとなく拍子抜け。
「あれ、もう終わっちゃったの?」とか思ったくらい。
しかし旦那は「お、終わった!やった、DVD見る!」と潜り込んでた布団から飛び起きて、内村さまぁ~ずのDVDつけたのにその30分後にはテレビの前で爆睡してました。
計画停電解除後30分で寝るとか・・・停電のままでも何の問題もなかったんじゃないすかね、旦那様。
 
【計画停電のまとめ】
・水は出ない
・電気スイッチ式の風呂沸かしシステムは使えない
・ガスコンロは点く
・調理時、見えないので火が通ってるかわかりづらい。味見推奨
・予定通りの停電時間とは限らない(今回は1時間15分前に終了)
 
あとは、終了した時間がすぐわかるように1か所照明のスイッチを入れておくといいかなーと思います。
それが突然着いたら停電が終わった合図だ!
一斉に全ての電化製品が稼働すると負荷がかかるので、あくまでも1か所。
あと、他の電化製品のコンセントは抜いて下さいね。
 
以上、初の計画停電の体験談でした。
なんとなくわかると思いますが、正直わたくし計画停電楽しんでましたごめんなさい。てへ☆


悪魔です。無事です。

東京なので命に別状はない感じでしたが、うちのオフィスは高層ビルなのでものすごく揺れまして、エレベーターも止まりまして、大変でした。
社員全員の安否が確認できた瞬間は心底ホッとしました。
その中に東北出身の子がいて、一生懸命実家に連絡を取っていて、みんなでほんとに心配してたんだけど、無事にご家族全員と連絡が取れて。
ほんとにね、よかった。悲劇は少ない方がいいもの。

しかし、本棚の扉は全部開き、中の書類が全て飛び出して燦々たる状態。
背の高い棚や書庫は先月耐震工事をしたばかりだったので倒れずに済み、けが人もなし。書庫が倒れたフロアもあったようなのでほんとによかった。
タイミングよかっただけですが、「耐震年度内でやっちゃいますか!」と決断した自分をほめてあげたかったです(自画自賛)。

社員の安否をまとめ、資料を作り、災害用の備蓄食糧や水を配り・・・と忙しくしている間、ずっとビルがギシギシと音を立てていました。
扉を開け放して非常経路を確保したため、扉が開いてると鳴る警告音がずっと鳴り響き。
電車はもちろん止まり、帰宅困難者25,000人のうちのひとりになる我々。
しばらく状況を確認しながら待ち、電車動いてしばらくして意を決して帰路に着きましたが、帰宅には5時間強かかりました。
JRが動かないので私鉄で行ける所まで行ったのですが、最寄りの駅までは歩いて1時間近くある距離。
夜中の2時半に一人で歩くわけにもいかず、行列に並んでタクシーを待っている間が、寒くて心細くて悲しかった。

でも。

一緒にタクシーを待つ人たちと、声をかけ合い、慰め合い、同じ方面の人と同乗して助け合って・・・としているうちに、心はなんだか温まりました。
私は日本人でよかった。
ケンカやパニックになってもおかしくないあの状況で、規律正しく並んで助け合える。私たちはそんな民族なんです。
そのことを心から誇りに思いました。

家に帰り、寝て、食べて、ひといき。暖かいことに感謝。
そして、今は自分にできることを・・・と思い、先ほどyahooから募金をしました。
そして節電中。
昨日寒空の明け方タクシーを待っていたことを考えたら、暖房つけなくても家の中は十分あたたかいもの!

早く、早くいつもどおりに戻ろう。
経済をまわして元気になろう。
私たちにはそれができる。日本のために頑張れる。
そう思った1日でした。

We have to try do our best for our country as one of Japanese!!


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出産⇒子供が小学生になったら起業という人生ビジョンを立てたので、現在開業に向けて一番頑張らなくてはいけないことは「子作り」なのです。
なので毎朝超眠いのにデータ取りしたり(※基礎体温測ってるだけ)産婦人科で超まずい漢方薬をもらってきたりしてます(※ひるんで飲んでない)。
子作りって意外と大変ですね!なんて言ってみたり。
 
そんなわけで、妊娠してキャンセルになったら・・・とか思って旅行を自粛してたのですが、コウノトリさんがなかなか来ないので今年は開き直ることにしました。
旅、行きますよ。
妊娠したらそんとき考えます。
 
【2011年旅行スケジュール】
4月 京都に桜を見に行く
5月 広島で友人の結婚式に参列(ついでに市内観光&宮島に寄る)
夏   かわいい後輩たちとイギリス&イタリアに行く
 
とりあえず現実的に決まっているのはこのあたり。
年始に言っていた「メキシコとカンボジアに行きたい」という夢も諦めてません。
少なくともカンボジアは行けるんじゃないかな!近いし!
 
あと、行ったのにまとめてない旅行記を今度こそ書きます。
せっかくお酒求めて旅してるのに記事にするまで時が経ちすぎ、熟成させればいいってもんじゃない。
 
【書く予定の旅行記】
2009年 ポルトガル ポートワインの街
2009年 スペイン アニス酒の里
2010年 ハワイ 高級ホテルのバー比較

書き出してみて気付きましたが、旅自粛してるとか言っといてあんまり自粛してなかった。
夏休み我慢したくらいで文句言っちゃいけないですね!反省!
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