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プロフィール
HN:
Dropout Devil(でびお)
自己紹介:
いかつい顔面を持つ31歳悪魔系会社員。
間違っても「小悪魔系」などではございません。

脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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皆さんご存じのとおり、イギリスという国は正式名称を「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」と言いまして、イングランド・スコットランド・アイルランド・ウェールズの4つの国(というか地域)の連合国家です。
アメリカの州にも似ていて、それぞれが独立した自治権をもっているのが特徴。
それぞれに首都もあります。

イギリスに行くと決めたとき私が一番にやりたいと思っていたのは「スコットランドにスコッチを飲みに行く」ということでした。
イギリスで有名なお酒といえばスコッチウィスキーとジンがあげられます。
ジンはロンドン・ジンという種別が存在するほど産業として確立しています。イングランドの名産品。プリマスとかが有名(海軍御用達のジンなのだ)。
そして、スコッチウィスキーはスコットランド。
重くて強くて甘めの蒸留酒が好きな私はラムの次にスコッチを愛しているのです。これは行かねばなりますまい!!

そんなわけで、スコットランドの首都、エジンバラへ向かいました。

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飛行機の掲示板。欧州の格安航空会社、easyjetでまいります。

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抜けるような青空の中。

1時間半ほど乗って着いたはエジンバラ空港から、バスで市内へ向かいました。
まず行きたかったのはスコッチウィスキー博物館
ここに来ればスコッチについてとても詳しくなることが可能。
スコッチの作り方、ヴィンテージボトルの展示、試飲、お土産にスコッチを買うこともできる。素晴らしいスポットであります。
でもね、ほんとは蒸留所めぐりとかしたかったの。でも車がないと無理だし、時間がかかりすぎるし、そうすると観光(城と宮殿が見たかった)ができないし、ということであきらめたのでした。
今回は博物館とパブ飲みくらいで許してやらぁ!次は覚悟しとけよー!!みたいな。

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チケットブースの前、入口の床。"Scotch Whisky Experience"の文字が映しだされてる。

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樽の形の乗り物に乗ってスコッチができるまでの解説を見れるのです。
これがまるで遊園地のアトラクションみたい。イメージ的にはディズニーランドのハニーハントに似ている。映像は出るし香りもするし。スコッチ興味ない観光客でも楽しいと思います。スコッチ好きな人は言わずもがな。
そして日本語ガイドがあるので安心です。入口で「何語で聞く?」と聞かれます。当然日本語を選ぶ我々。

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樽の乗り物から降りたら展示に進みます。
展示物の解説は英語表記だけど、音声ガイドがあるので大丈夫。これは熟成についての展示。

スコッチはバーボンウィスキーの樽(バーボンカスク)やシェリー酒の樽(シェリー・カスク)で熟成をします。
バーボンやシェリーの香りをスコッチに移すのと、樽の木の香りがそのままついてしまうのを抑えるという2つの目的があります。
樽が小さい方がウィスキーが樽に触れる面積が強く、香りがつきやすい。
だからといって樽が小さすぎては香りがつきすぎてよくない。何事もバランスというわけで、このあたりが職人の腕の見せ所です。
ちなみに、樽の大きさの上限はスコットランドの法律で決まってます。洋酒は法律で製造ルールを決めることでブランドや品質を維持している例が多々あるのですけど、これもその一種です。

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Sherry Casks(シェリー酒の樽)の説明プレート。
実は店の名前の候補のひとつが”Bar Sherry Cask” でした。店を樽に見立てて。シェリーは好きだし、スコッチにかかわるものだし、という。
知らない人が聞いたらシェリー酒のバーだと思われそうだよな、という理由で止めましたが。

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展示を見終わったら試飲のコーナーへ。手前の4色のカードはスコットランドの各地域のウィスキーの香りの違いを試せるもの。各色の部分をめくるとそれぞれのウィスキーの特徴的な香りがして、自分の好みのものを試飲させてもらえるというシステム。
4つの地域は下記のように分かれてました。

ハイランド: スコットランドの北の方。ハチミツみたいな花の香り。
スペイサイド: ハイランド中でも特に醸造が盛んな地域。バナナみたいな重めの甘い香り。
アイラ: スコットランドの端っこの島。スモーキーな香りが特徴。
ローランド: スコットランドの南の方。香りは強くなく、穏やかな風味。

私はハイランド、友人はスペイサイドのスコッチを選んで試飲試飲。うまうま。

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試飲しながらガイドのお姉さんが連れてってくれた場所は、スコッチウィスキーのコレクションの部屋。ずらりと!
この面だけじゃなくて、四方八方ウィスキーの棚でね、ここはほんとすごかった。息を飲んだよ。

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外に出るとバーもあって、1種類の試飲じゃ足りない人はここでどうぞ、と言われる。
ちなみにこのバーの向かいにもコレクションがずらっと並んでます。博物館の名にたがわぬ充実ぶり。バカラが作ったボトルに入ってるヴィンテージスコッチや、偉い人が偉い人に贈ったスコッチ(詳細を忘れた)が飾ってありました。

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で、最後はお土産屋さん。というかウィスキーショップ。ウィスキーの種類は豊富で、ウィスキー以外にもウィスキーボンボンやらケーキやら置いてありました。グッズとかは少なめ。
日本はスコッチを愛している国なので、国内で買おうと思えば買えるものも多くあるのだけど(最近は通販などもあるしね)、品ぞろえが豊富なので選べるし、店の人に聞きながら買えるのがここのいいところ。
日本にはなかなか入って来ないスタンダードライン以外のスコッチも置いてある。そして安い。

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何が置いてあるか書いてあるボードもあって親切。
しかし、全部が試飲できるわけじゃないのでどれを買えばいいか迷う迷う。
とりあえずパブで試し飲みしてみるべきだ!と街に出ました。

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入ったのはここ。BOBBY'S BAR。
ボビーというのは犬の名前。ここのおまわりさんが飼ってた犬で、飼い主が死んだ後もそのお墓の横に座っていたと言う逸話があるスコットランド版忠犬ハチ公
渋谷のハチみたいに、この店の前に銅像が置いてあるのだよ。

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店の内装。おしゃれ!
この赤いソファに座ったのだけど、隣にいた中年男女のカップルがものすげえいちゃこいてたのでニヤニヤしてしまった。スコットランド人も情熱的なのだろうか。
いちゃこくカップルを尻目にスコッチでカンパーイ。

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どれがいいとかわからないのでボトル見てバーテンダーに聞きながら注文。これはバーテンダーおすすめのアイラモルトで、”LAGABULIN”(ラガブーリン)という蒸留所のもの。
ものすごくスモーキーな香りと、甘い味わい。ガツンとくる強さ。ものすごい個性が強くて、好き嫌いが分かれるタイプのスコッチだと思います。
スモーキーはそんなに好きじゃないのだけど、私はすごく好きだった。
というわけで、翌日博物館のお土産ショップによってこれを買ってきました。

他にも2種類。
スペイサイドの女王と呼ばれる"CARDHU"(カードゥ)のモルト。
軽くて甘い飲み口で女性にも受けがいいこと、蒸留所の代々のおかみさんが切り盛りして蒸留所を大きくしたことからこんな風に呼ばれています。

最後はスコットランド最少の蒸留所”EDRADOUR”(エドラデュワー)のスコッチウィスキー。
ハイランドの華やかな甘みが特徴。

アイラ、スペイサイド、ハイランドの3地域のウィスキーをそれぞれ1本ずつ、いずれも味は私の好みの甘めで選びました。
私の渾身のセレクト。スコットランドの地でものすごく悩んだ。楽しかった。

そんなわけで、3本とも店で出します。
スコッチ好きな人はぜひどうぞ。
普段飲まない人もちょっと試してみてはいかがでしょうか。
スコッチはね、チョコレートと合うんだよ。うふふ。

続きます。


 
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イギリスのご飯がおいしくないのは有名なお話。
正確にはおいしいものがないのではなくて、お金を払わないと食べられないだけなのですが。
というわけで今回の旅は基本は自炊、たまに外で豪華に食べることにしたのです。
豪華に食べたいと思ったものは、アフタヌーンティーとローストビーフ。

というわけで、アフタヌーンティーはFORTNUM & MASONへ!
ここはもともとは高級食器展だったらしいのですが、いまやロンドンで一番有名な紅茶のデパート。
併設のティールームは人気で予約しないと入れないほど。
13時頃行ったらその日の席はすべて埋まっていて、翌日の予約をして退散するはめになったのですけど、それでも翌日うきうきしながら出向いたのです。

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英国紳士に案内されて席に着き、メニューを開きます。どきどき。

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そのメニューがこちら。ここに書かれたものが全部出てきます。
これで38ポンド(4,700円)。いいお値段!もうひとつランクが上のお茶を出してくれるセットもありましたが、私たちにはこれで十分。こちらを選んで待ちます。

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まずはお茶とプティ・フルール(フランスのちょっとつまめる甘いお菓子)みたいなものが出てきました。
でもプティ・フルールみたいに甘くはなくて、小さなキッシュみたいなタルトでした。繊細で上品な味。イギリスもやればできるんじゃないか、とこれを食べて驚いたのです。

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こちらがアフタヌーンティーの三段セット!
驚いたのが、一番上の段のケーキが選び放題上限なしだったこと。そりゃーこのお値段もうなずける。

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こちら、サンドウィッチの段。
上がFORTNUM & MASON、下が街角のティールームのもの。比較のために並べてみた。
FORTNUM & MASONのサンドウィッチはローストチキンのサンドウィッチや、サーモンにキャビアが乗ってる小さいパンケーキ。ほんとに繊細な味でおいしかった!イギリスもやればできる・・・とさらにさらに実感。
ちなみに右のティールームのサンドウィッチは普通でした。なんてお値段次第な国なんだ。

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こちら、二段目。焼き菓子たち。
上のFORTNUM & MASONはスコーンとマドレーヌ。下はスコーンと小さいパンケーキ、ドライフルーツがぎっしり入ったチョコレートケーキ(クリスマスプディングみたいなもの)。
どちらにも共通しているのがスコーン。ジャムやクロテッドクリームという生クリームとバターの間を取ったようなこってりしたクリームをつけて食べるのがイギリス風なのだけど、これが絶品。これはスコーンにハマるフラグですよ。
やればできるんじゃんイギリス!!(3回目)

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そして最後にケーキの段。
上がFORTNUM & MASONの取り放題ケーキ。どれも上品な甘さで、ほんとにここはイギリスなのか、フランスではないのかと疑うレベル。一つ一つのサイズは小さいのだけど、このあたりで満腹になってしまってだんだん戦いみたいになっていました。
アフタヌーンティは昼ご飯と夜ご飯の間がお腹がすいてしまうからはじまったと聞いていますが、こんなに食べたら夜ごはん食べれなくなってしまうだろうと思うレベル。お母さんに怒られるレベル。
まったくぜいたくですよ贅沢!!

2か所でアフタヌーンティーしましたが、共通していたのはどちらもボリューム満点であること。スコーンがおいしいこと。
まんまとスコーンにハマってしまいました。
イギリスもやれば(以下略)を実感したので、再現して店で出そうと思います。乞うご期待。

続きます。


 
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いわずとしれたビッグベン。
彼を見るのは2回目ですが、本当にテンションがあがりました。もしかしたら、この世の建造物の中で一番好きかも知れない。
私は時計の造形を美しいと常々思っているのですが、ビッグベンは格別です。
絶対また見に行きたい。

次は大英博物館。

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天井高いのですよねぇ。こちらも2回目ですが、前回は夜の営業に滑り込んで1階しかみてなかったのできちんと見れてよかったです。人が多かったので、ロゼッタストーンとかはすごい人だかりでほとんど見えなかったけど。
しかし駆け足で見ても所要2時間。もっとじっくり見たかったなぁとも思いますが、いかんせん広すぎる!こちらもまた行かなくてはですよ。

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ギリシャから持ってきた彫刻の展示から1枚。せくしー。

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後ろから失礼しまーす。

ご存じのとおり、大英博物館は世界屈指の規模。世界中の美術品たちが展示されていて見どころ満載。
どのフロアに興味を持つのかは人それぞれであろうと思います。
詳しいことはガイドブックに説明を譲るとして、私が個人的に食いついたのはやっぱり時計の展示でした。400年前から現在までの時計がずらりと飾られている展示室があったのです。

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こちら、大時計の内部のギミック展示。動くし鐘も鳴る。すごい面白いんだよこれ。ずっと見てられるレベル。
ちょうど鐘が鳴っているところで、皆さん見上げてますね。いい音だったなー。やっぱり好きだ、時計。

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こちらも時計のギミック展示。さっきよりは小さいけど、それでも高さ1mくらいあります。
こちらのブログの写真が素敵なのではっておきます。ただ、この記事の冒頭のでっかい金時計はありませんでした。あの展示室、2008年に改装されたらしいのでそのせいかな。

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懐中時計もずらりと。

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この時計が好きだった。中身が一緒に展示されているのが、また素敵じゃありませんか。

全体的な感想としては、まったく広すぎて全部見きれねーなちくしょー!という感じ。
大英博物館は世界中のお宝を持ってきて展示しているということがわかり、「英国はジャイアンだ」という結論に達しました。女王様ー!!

そして、今度は大英図書館にも行ってみたいです。死ぬ前に一度は行きたい。電子書籍が台頭してあの図書室が小さくなってしまう前に。
前は同じ場所にあったそうですが、現在は場所が違うらしく、時間切れのためあきらめたのでした。

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最後に行った「日本」の展示室にあった募金箱。津波と震災についての説明文も。
置いてくれてありがとう、大英博物館。
たくさん入れてくれてありがとう、世界中の皆さん。素直に嬉しかったよ。

続きます。


 
ロンドンを舞台にした物語と言えばホームズ。
私を推理小説好きにしたのは彼だと言っても過言ではないくらい。アガサもルブランも横山も乱歩も読みましたけど、やっぱ一番はじめはドイルでした。
ちなみに現代日本作家では藤原伊織が好きです(関係ない)。

てなわけで、やってきましたシャーロックホームズ博物館!
この写真ちょっと遠目だけど、看板が緑でかわいいのだ。

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記念撮影できるのです。

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この方は入口に立ってるスタッフの方で、昔の警官のコスプレしてます。一緒に写真撮ってくれる。
ホームズ帽とかパイプとかも置いてあって、簡易コスプレが可能。
一緒に写ってるイタリア系のちびっこが超かわいくて、はしゃいで写真を撮る兄&父たちも超かわいかった。なごんだ。

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ベイカーストリート221b番地のプレートが上にかかってます。どきどき。

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内部。こちらホームズの書斎。暖炉とか椅子とか葉巻や嗅ぎ煙草、銀食器並ぶ食卓なんかも再現されてます。隣の部屋は寝室でベッドも置かれてました。
小説の中にあるものが置かれているのを見れるのは嬉しい。そしてもっと本を読んでくればよかったーと思う。きっとシャーロキアンが見たらもっと細かいところのこだわりに気付くのであろうと友人たちと話しながら見学。
ワトソン君やミセス・ハドソン(大家さん)の部屋もあって凝ってた。
ワトソン君の部屋がシンプルで好感が持てた。しかし便座らしきものをそなえた椅子があって、「・・・トイレ?!」と驚愕した(トイレはちゃんと一番上の階に別にある)。

上に登っていくと名シーンの蝋人形が並んでで、これがまた凝ってる。

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地下室を覗くホームズ&ワトソン。

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赤毛組合の説明。この横に百科事典を模写する赤毛の人の蝋人形も置いてありました。

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こちらはベイカー・ストリート駅。
さすがホームズにゆかりのある駅だけあって、いたるところにホームズがいました。
このホームズもよく見ると小さいホームズの点描で描かれてます。

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こんな風に。すごいーーー。

博物館は、全体的に「もっとホームズ本読みこんでまた来よう」と決意する感じによくできていました。
写真は撮り放題で思い出作りにも最適。日本語のパンフレットもあります。入場料も6ポンド(800円くらい)とお手頃ですし、お好きな方も、ちょっと見てみたいなーくらいの方も足を運んでみては。
お土産ショップのグッズがいちいちかわいくて、「BAKER STREET」マグネットはじめグッズを買いすぎたのは私です。初日なのに散在。業が深すぎる。

続きます。


 

ロンドン着いて翌日、観光初日。まず行ったのはバッキンガム宮殿でした。
特に狙ったわけではなかったのですが、衛兵交代が見れて楽しかったですよー。すごい人でしたが、人ごみかき分けつつ前の方へ行ってみた。

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どーん。正門。イングランド紋章かっこいい。
門の向こうに衛兵さんたちが見えますね。

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お馬さん。かわいい。

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鼓笛隊の皆さん。凛々しい!

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こちらはよくわかんないんだけど、セント・ジェームズ・パークを歩いてた兵隊さんたち。
衛兵交代の前に行進してました。こちらも凛々しかったー。

バッキンガム宮殿は夏の間公開されていて、内部を見ることができます。
作りは美しいし家具は豪華だし日本語ガイドはあるし、宮殿とか好きな人は絶対に見た方がよいです。造詣の美しさはベルサイユ宮殿に引けを取りません。
しかも今はポンドが安いので、昔は3000円くらいだったのを2000円くらいで見れる。
昔行った時はその金額に泣く泣くあきらめたんですが、見ることができてほんとに嬉しかった。

職員の皆さんはとてもフレンドリーで、大広間の美しさに息を飲んでいる私に話しかけてくれました。
「とても美しいところでしょう?」
「ほんとに素敵ですね。毎日これを見てるの?」
「そうよ」
「なんて素敵な仕事なの!!」
みたいなやり取りをした気がします。なにがなんて素敵な仕事なの、だ。日本語訳すると恥ずかしいな。

ご存じのとおり、英国王室は最近ウィリアム&キャサリンのロイヤル・ウェディングをやったところなので、そのドレスや写真の展示もありました。
あのドレスは一見の価値あり
披露宴をしたという広間に飾られたドレスは輝いていて、制作の過程をデザイナーが説明した映像なども流れていました。
ウェディングドレス、6種類のレースを組み合わせてオリジナルな模様を描いているんだそうです。キャサリンが選んだ花のレース。花言葉の意味から選んだそうで、ブーケも同じとのこと。その作りの美しさに、物作り好きな私は釘づけでした。
ティアラは女王陛下から借りたもので、ネックレスとイヤリングは両親からの贈り物。ウェディングケーキまで展示されてました。すごいなー。
キャサリン美女だし父上イケメンだし、写真展示も素敵でしたよ。
展示は10月3日までってことなので、もう終わっちゃうみたいですが。

ちなみに内部は写真撮影ができません。
あと、衛兵交代終了後にチケット取りに行ったら当日分は終わってました。まだ午前中だったのに!
ロンドン1都市滞在なので「じゃあ明日のは?」「あるよー」って感じで翌日の15時半からのチケットをGETできましたが、すごい人気みたい。
ネット予約もできるらしいので確実に入りたい人は予約をした方がいいと思います。

余談ですが、チケット売り場にいたお兄さんが超絶イケメンでした。
「日本から来たの?」「僕は日本の歴史を勉強してるんだ」とか言ってたので、「織田信長とか好き?」と聞いたら「みんな好きだよ!」というざっくりした回答が帰ってきたのであやしいと思いました。
お前ほんとに勉強してるのか?という。
まぁ嘘でも許すけど。イケメンだったから。

続きます。


 
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モスクワを発って数時間、ガン寝して起きたらヒースロー空港に到着。
機内食を食べそこなった!!と悔しがってみましたが、東京を発ってから20時間は経過してたわけでそりゃー眠いですよね。
しかしロンドン着いて嬉しい我々。ヒースローのArrivalsの写真をすかさず撮る。

さて、宿まで地下鉄で。しかし途中行きたい場所とは違う方向に分岐してる路線に乗ってしまい、あわてて降りたり。
実はロンドンに着いたのが24時とかだったので、そいつが終電でしてね。
降りた駅で駅員さんに相談したところ、「バスかタクシーに乗るしかないね」と言われました。ですよねーすいません。
でも駅員さんいい奴でした。バス乗り場どこだ、何番のに乗ったら宿の方に行くんだ、タクシーだったら乗り場はどこだ、乗り場ないならその辺で捕まえられるのかとしつこく聞く我々に親切に教えてくれた。

で、結局タクシーに。
すごく紳士なおじ様ドライバーのブラックキャブに乗ることができ、宿近くまで連れてってもらいました。おじ様素敵すぎて萌えたりしていた。紳士すばらしいよ紳士。

宿はキッチンバス共同のドミトリー。最寄駅はオールドゲートイースト。
「ロンドンはお金出さないとご飯がおいしくない」という問題点をクリアするために普段は自炊をし、その浮いたお金で高級店に行こうと企んでいたので。
マンションの一室をドミトリーにして貸してるところだったのですが、中は綺麗でした。外はまぁマンションなんで、ゴミとか落ちてたけど外国はあんなもんだよねーって感じ。

しかし、帰国してから聞いたらあまり治安は良くない地域だったらしいです。
オールドゲート駅の近くにあるホワイトチェペルがジャックザリッパー事件があった場所で、つまり昔から娼婦とかが客引きしてるようなところ。
昔は貧困街だったようですが、今はどちらかというとインド系・アラブ系の移民の街。
確かに顔面濃い人たちがたくさんいました。ロンドンの休日じゃない日もスーパーとか休みで、コンビニのおじちゃんに理由を聞いたら「今日はクリスマスだからスーパーやってないぜ」みたいなこと言ってました。なんのクリスマスだかは聞き取れなかった(笑)。

しかし、八王子生まれの私は「治安悪いって言ってもあの程度か、注意してれば大丈夫だな」とか思いました。言葉は英語が通じるし、夜は危なかったら大通りを歩くなんて海外では当たり前だし。
私は顔面が濃いので(しかもアラブ顔)、それもあったかもしれません。
この顔のせいで、海外で「あいつ日本人だな」みたいになめられることは皆無。いろんな国で道とか聞かれます。わかるかー!!

そんなわけで意外と平気でしたが、言葉がわからなくて不安な女子2人旅とかだったら、あの付近は止めた方がいいかもしれません。

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中はこんな感じ。掃除行き届いてたし、ちゃんとお湯も出たよ。
ちなみにこの宿のオーナーは韓国系。韓国の辛いラーメンとか置いてあった。なるほど、移民の街。

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こちらがキッチン。
手前の張り紙に「ここにはママはいないんだよ、ちゃんと片付けてね」って書いてありました。ウィットにとんではる。
こーゆー宿のいいところは、ホテルと違ってWi-Fiが無料なところ。おかげでツイッターもメールチェックもできて助かりました。

続く。


 

先日のイギリス旅行。
お金なかったので直行便には手が出せず、モスクワでの乗り継ぎ便を選びました。
昔は悪名高かったアエロフロート・ロシア。というかモスクワ空港(正しくはシェレメーチエヴォ国際空港)。ロストバゲッジの聖地。
しかし手配する際にHISのお姉さんに「今は機体も新しくなっていますし、ロストバゲッジも減ってると聞いています」と教えていただき、ネットでも散々調べ、近年大丈夫なのはどうやら本当らしい、これでダメなら仕方ない、そもそもロストバゲッジって他の国でもあるしな、という判断をして選んだのでした。

結果、特に問題はありませんでした。3人で行ったのですが、行き帰りともに全員荷物は無事。
一応、ロストバゲッジしたときのためにそれぞれのスーツケースに一泊分の着替えとかを交換して入れてました。なくなったとき用に写真も撮りました。備えとくと何もないことが多いよね。マーフィーの法則。

アエロフロート・ロシアの制服はオレンジ色のワンピースでサンダーバードみたいな帽子つき。CAさんたち軒並み美女でとてもお似合い。
垂れ目の金髪ロシア美女に「何飲みたい?」とか聞いてもらえて上げ膳据え膳してもらえるので素晴らしいと思いました。
あと、機体が新しいせいかLANケーブルの接続ポートまでついてました。すげえ!

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右下の赤枠のところ。USBもあったよ。
ケーブル持ってたので試しにMY SWEET XPERIA acroを接続してみました。

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どやー。
これで充電もできちゃいました。べんり!
ちなみに画面は機内で遊ぶために落としたAngrybird。すげーおもしろくてハマりました。皆さんの口コミは正しかった。

映画もいろいろありました。新しいものだとパイレーツオブカリビアンとかも。日本語の映画も結構あった。大奥とか(嵐の二宮くんが出てるやつ)。日本語の字幕はついてないので選択肢は限られるかもですが。
私はダイハード4見てました。アクション映画くらいなら英語でいけるみたい。
ジョン・マクレーンの娘役の子がMary Elizabeth Winsteadって名前で、「Winsted」という単語を店の名前で使おうか悩んでいた私は運命を感じたりしてました。(結局使わなかったけどね)

そんなこんなしてたらモスクワ空港到着。
乗り継ぎに時間かかったけど、余裕あったからよかった。

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モヒートの広告ポスターがどーんと。

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これは携帯電話の広告。

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よく見ると顔に見える。

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顔に見える。

標識やポスターがどれもこれも顔に見えてしまって、ロシア語見るたび顔さがし遊び。楽しい。
というか、あれ(口の部分)ってロシア語だったんだ・・・と新しい発見をしたモスクワ空港(正しくはシェレメーチエヴォ空港。呼びにくい)でした。
ちなみにWi-Fiも使えたのでSmartphone持ちの我々は大興奮でいろいろやってました。えらいよモスクワ空港!(正しくは、以下略)

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ロンドン行きのフライトを案内する掲示板。あれでロンドンって読むのか・・・と感心しきり。
これを見て顔を見つけてしまったあなた、あなたも私と同じ病気です。

続く。


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出産⇒子供が小学生になったら起業という人生ビジョンを立てたので、現在開業に向けて一番頑張らなくてはいけないことは「子作り」なのです。
なので毎朝超眠いのにデータ取りしたり(※基礎体温測ってるだけ)産婦人科で超まずい漢方薬をもらってきたりしてます(※ひるんで飲んでない)。
子作りって意外と大変ですね!なんて言ってみたり。
 
そんなわけで、妊娠してキャンセルになったら・・・とか思って旅行を自粛してたのですが、コウノトリさんがなかなか来ないので今年は開き直ることにしました。
旅、行きますよ。
妊娠したらそんとき考えます。
 
【2011年旅行スケジュール】
4月 京都に桜を見に行く
5月 広島で友人の結婚式に参列(ついでに市内観光&宮島に寄る)
夏   かわいい後輩たちとイギリス&イタリアに行く
 
とりあえず現実的に決まっているのはこのあたり。
年始に言っていた「メキシコとカンボジアに行きたい」という夢も諦めてません。
少なくともカンボジアは行けるんじゃないかな!近いし!
 
あと、行ったのにまとめてない旅行記を今度こそ書きます。
せっかくお酒求めて旅してるのに記事にするまで時が経ちすぎ、熟成させればいいってもんじゃない。
 
【書く予定の旅行記】
2009年 ポルトガル ポートワインの街
2009年 スペイン アニス酒の里
2010年 ハワイ 高級ホテルのバー比較

書き出してみて気付きましたが、旅自粛してるとか言っといてあんまり自粛してなかった。
夏休み我慢したくらいで文句言っちゃいけないですね!反省!

今年の夏休み、あさってから取ります。
いわゆるシルバーウィークというやつに乗っかる予定だったのですが、エアーが取れなくてあせった焦った。
ありとあらゆる旅行会社に電話しまくり、結局9月11日~19日、20日成田着の旅程となりました。

21日~23日の3連休は家で過ごすことになってしまいましたが、結婚式の準備とか考えたらその方がよかったかもしれない。だって「スペインいきまーす!」とカミングアウトするたび、「結婚式の直前なのに?!」ってみんな言うんですよ。
まぁ、今回の目的はマドリッドに住んでる友人(去年一緒にヘレス行った子です)に会うためなので、結婚式とか関係ねーですよ!ってテンションですが。(笑)
だってその友人の勤務、半年限定なんです。結婚式終わるの待ってたら帰ってきちゃうじゃないか。

【今回の目的】
・マドリッド勤務してる同期&彼女の友達に会う
・ポルトガルまで足を伸ばしてリスボン観光
・さらにポートワインの里、ポルトでボデガを見学
・マドリッドで美術館三昧
・マドリッドで生ハムとチュロス三昧
・マドリッドから足を伸ばしてトレド観光
・さらにアニス酒の里、チンチョンでのんびりと一杯
・最後にゼコビアで子豚の丸焼きを食べる

全部で8日間、旅程はポルトガルの航空券と最終日のゼコビアしか決まってませんが超楽しみです。
とりあえず今日、ポルトガルとスペインの旅行本&歴史本をamazon発注してみました。いつもどおりギリギリです。(笑)
あと、ポルトガルではマデイラワインも買いたいなーとか思ってます。さすがにマデイラ島には行けないのですが。アイラ島といいシシリア島といい、島っていうのはどうしても弾丸旅行だと行きづらいですね。

旅で味わうポートワインとアニス酒が、夢の実現に一役買ってくれますように。

ゴンザレスビアス社といえばティオぺぺ。世界一有名なシェリーで、「ぺぺおじさん」と呼ばれることもあります。
創業者の叔父さんがぺぺおじさんと言う名前で、彼がシェリーを売り出すのを創業者に勧めたのだとか。以来、ティオペペの愛称は「ぺぺおじさん」となったのです。



ティオペペマーク。
チョッキがかわいい。なんとなく、ぺぺおじさんのイメージ。

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みづらいですが、こんなところにもぺぺおじさん。

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ツアーの最後に出てきた試飲も、もちろんティオペペ。

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試飲ではティオペペのほかにもう1種類オロロソのシェリーが出てきました。上の写真の「Croft」がそれ。
色が琥珀色ではないオロロソなんてはじめてみたよ、おいしいのかな、と半信半疑で口をつけたのですが、これが超うまい!大興奮の私。
旅の前半だったから荷物になるかもと迷ったけど、1本お買い上げしてしまいました。

このシェリー、調べてみたけど日本には入ってきていない様子。
すぐにでも飲みたいのを我慢して、大事に取ってあります。店を出したとき、開店の日にでも開けようと思う。想像しただけで幸せ。
楽しみにしててください。
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