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プロフィール
HN:
Dropout Devil(でびお)
自己紹介:
いかつい顔面を持つ31歳悪魔系会社員。
間違っても「小悪魔系」などではございません。

脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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Dropout devil's open business Diary
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人間ドックが無事に終わりまして。
どーせまた脂肪肝判定されるんですよ、私みたいなもんは死ねばいーんですよ、と思ってたら、「まだ判定中の検査もありますけど、特に問題はなかったですね!」と。
マジっすか!
きょ、去年、若干脂肪肝ぎみって言われたんですけど!とカミングアウトすると、お医者先生は「今回は大丈夫そうですよ」とにっこり。八島智人そっくりの顔で。
とりあえずよかった!ありがとうございます!ヤッター!



というわけで、ハードロックカフェで開放感にあふれたオーダーを。
モヒート。
あとはサラダとハンバーガーをオプションで(普通逆)。夏だしね!夏!

モヒートはラムベースのさわやかカクテル。
グラスに砂糖とライムとミントの葉を入れてつぶし、ラムを入れてソーダで割る。氷入れてできあがり。
19世紀後半にキューバ国内で流行になっていた「バカルディ・ラム」をベースとし、1930年代に人気カクテルとなったそうです。たぶんバカルディ社の戦略もあったんでしょうね。この頃はアメリカが禁酒法の時代で、ハバナのラム生産が超順調だった時期。その後押しもあって伸びにのびたのでしょう。
でも、1960年にバカルディ社がキューバ革命のせいでキューバから撤退したため、現在キューバ国内で飲まれているモヒートにはハバナクラブ(キューバ産)が使用されているそうです。

キューバ生まれのこのカクテルは、起源にいろんな説があります。
有力説は16世紀後半、英国女王エリザベス1世が支援していた海賊フランシス・ドレイクの部下、リチャード・ドレイクが、モヒートの前身となる飲み物「Draque(ドラケ)」をキューバの人々へ伝えた、というもの。ドラケはコレラの治療薬として、医療目的でも消費されていたとされてるらしいですよ。元が医療目的ってところはジンと一緒ですね。
あと、キューバのさとうきび畑で働く労働者の間で飲まれていた「グアラポ」と呼ばれるさとうきびジュースが発展したものであるという説もあります。

ま、諸説はともかく、味わいは爽やか。南国のにおいのする夏のカクテル。
今年もお世話になりまーす。
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せっかくホテルなのでホテルのおもてなしでお酒飲まないとね、と食後にシェリー酒をオーダー。
去年の人間ドックで「脂肪肝気味ですね!」って言われたのにこの体たらく。わーいダメ人間。



銘柄は忘れました。わーいダメ人間。
アモンティリャード(中辛口)を頼んだのですが、食後酒にしては辛口で失敗した!と思いました。でも、フィノ(辛口)とクリーム(超甘口)しかなかったのですよねー。クリームの超甘口は重くてつらいんだよなぁ。

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失敗したので、ラウンジに移動して一杯。
自分的食後酒の王道、アレキサンダー。こちらのはクリーム少なめのあっさり飲み口&ブランデー多めの度数高め。バーによって味が違うのを体感できて面白いー。色味もナツメグの量も違うのだ。

ソファでくつろぎつつロンドンの旅本を読みながら空ける一杯。この幸せの前では脂肪肝判定などひとえに風の前の塵に同じ。いいんだ、太く短くで。
かっぱ橋にあるカフェで飲んだ「アイリッシュ珈琲」。



アイリッシュウィスキーが入ってるコーヒーですよ、と書いてあったのでちょっと入ってるくらいなのかなと思って頼んだのですが、これよく考えたらカクテルの「アイリッシュ・コーヒー」じゃないか!
ボーっとしてて漢字表記にだまされてました。で、昼からお酒ですよ。わーいダメ人間。

アイリッシュ・コーヒーはウィスキーのコーヒー割り、砂糖入り。で、最後に生クリームをフロートさせます。
1940年代、飛行艇での太平洋横断航空路を使った旅行者をもてなす目的で考案されました。燃料を補給するのに立ち寄ったアイルランドで、燃料補給待ちの間乗客にあったまってもらおうとできた飲み物なのだそう。当時の飛行艇は暖房がものすごくしょぼくて、乗客は乗ってる間超寒かったらしい。

ちなみに、名前どおりウィスキーはアイリッシュ・ウィスキーでなくてはいけません。
他のウィスキー入れると名前が変わっちゃうのでね。
カクテルってほんと、奥が深い。
せっかくの荻窪視察なので、バーに立ち寄ってみました。
内装が緑と黒でおしゃれな感じのショットバー。お店の名前をお祖父さんの名前から取ったという shot bar JUZAVです。事前に調べておいたのです。

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お店に入ると、ウィスキーがバーボンからスコッチからたくさんディスプレイされてました。
リキュールが少なめだったからか、目を引いたのがガリアーノ。
ガリアーノはイタリア産のハーブ(てゆーか薬草)を使ったリキュールで、バニラのいい香りがする個性的なお酒です。19世紀後半にイタリアのトスカーナ州でヴァッカリさん(Mr. Arturo Vaccari)が作りました。彼が当時活躍していた活躍したイタリアの武人、「ガリアーノ将軍」の名前をつけたい!と熱望してこの名前になった模様。

お勧めの飲み方を聞いたら、「癖があるのでソーダ割かシャンパン割がおススメですね。好きな方はそのままでも飲んじゃいますけど!」とのこと。
シャンパン割は試したことがなかったのでいただいてみました。バニラのいい香りとすっきりした味がマッチングしていて大変に幸せ。

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こちらは連れが頼んだバーボンソーダwithフレッシュオレンジ。レモンピールで仕上げをしてあるので、柑橘系のいいにおいがします。こちらもあっさり。

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しめはこってり!と思って(ラーメンか)、アレキサンダーを頼みました。
アレキサンダーはベースのブランデーとカカオのリキュールを生クリームで割り、ナツメグを振りかけたもの。私、これが大好きなのですよ。だってチョコレートの味でしかもお酒、バッカス先生ありがとうって感じじゃないですか。
口当たりがいいのに超強いので、「酒とバラの日々」という映画で「奥さんがこのお酒をきっかけにアル中になる」という重いエピソードともに語られることが多いです。
うわー、重ー。

こちらのアレキサンダーは比較的色白でした。写真は照明のせいで真っ白に見えますが、実際は薄茶色。
これでチョコレートの味にお酒の味はしっかりしてるのにこの色、不思議でした。
恵比寿で飲んでたのですが、せっかくおしゃれな街だしとよさげなバーに入ってみました。壁が赤くてシャンデリアが飾ってあったり。素敵。
ただ、めっちゃ酔っ払ってたためお店の名前を忘れました。内装も写真撮ったのに載せられないじゃないか。

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ハイネケンの生ビールとシェリー酒をオーダー。
おつまみはチーズの盛り合わせ。青カビチーズが本当においしくてぺろりといただきました。

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2杯目はハイネケンの黒ビールとシャンパンブルース。
先輩は「ハイネケンの黒ビールなんてはじめて見た!」とはしゃいで頼んでたのですが、あまりビールが得意じゃない私は違いがわかりませんでした。「オランダの味ですね!!」とか言っとけばいいんだ、うん。

シャンパンブルースはシャンパンのブルーキュラソー割り、レモンピールで香りづけ。全部お酒ですが、どちらもアルコール度数低めのお酒なのでそんなに強くありません。味もかなりさっぱりで食前酒向き。2件目の2杯目で飲むお酒じゃないですね。そんな判断ができないほどに酔っ払っていたのですね私。

しかし、「シャンパン・ブルース」ってとてもいい名前だと思います。
1979年にアメリカでヒットした同名の小説が由来だとか。
この小説の舞台はパリ。パリを占領している外国人観光客に辟易していたホテルのコンシェルジュが、彼らを追い出すために誘拐事件を起こすというブラック・ユーモアあふれるミステリー。
これは…相当おもしろそうですね。自分もパリで外国人観光客だった身ですが、読んでみようと思います。
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突然寒くなったので、あったまるためにいつも行くバーでホット・バタード・ラム・カウをいただきました。
ラムのお湯割りにバターと砂糖とミルクを入れるという大変濃厚なカクテルです。
エスキモーの皆さんは紅茶にバターを入れて飲むらしいのですが、このカクテルはそれを彷彿とさせますね。
ちなみに「ホット・バタード・ラム」だとミルク抜きになるのです。

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なんか牛乳飲みたい気持ちがおさまらなかったのでその旨伝えたら、「フランジェリコ」というヘーゼルナッツのリキュールをミルクで割ったものが出てきました。聞くだけで相性がいいのがわかる組み合わせ。
しかし、すごくいいにおいのするリキュールでびっくりしました。
フランジェリコは「伝説の僧侶フランジェリコが17世紀に山深いポー川のほとりでつくったヘーゼルナッツの酒を起源として作られたイタリアのリキュール」なんだそうで、このボトルは修道士が祈りを捧げて胸元で腕を組んでいる形の模様。

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フランジェリコが気に入ったのでそれを使ったカクテル「フライアー・タック(Friar Tuck)」をいただきました。
これはフランジェリコとコアントロー(オレンジのリキュール)をレモンジュースで割ったもの。赤い色はグレナデンシロップ(ざくろのシロップ)。
柑橘系なのに最後にふわりとヘーゼルナッツの香りがする、とても不思議なカクテル。いいにおいー。

フライヤーとは修道士と言う意味で、「フライアー・タック」はロビンフッドのお話に出てくる「タック修道士」のことらしいです。
修道士・僧侶つながりで彼の名前がこのカクテルの冠になったのでしょうね。
好きだからか、語源を調べるのも想像するのもとても楽しい。
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フランス土産のカルヴァドス。
なにもわからなかったので「ボトルのデザインが好み」というだけで選んだのですが、
調べてみたらカルヴァドス最良の産地ペイ・ドージュ地区の中心、ポンレヴェック村で1820年創業したという「ビュネル社」のものでした。
意外に有名どころだったようです。
カルヴァドスには決められた規格が3種類あるのですが、そのうちのひとつ「ペイ・ドージュAC」を持つ優良酒だそう。
写真には写ってませんが、X.O.と書いてあったので6年熟成なのかな。

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いつも行っているバーのバーテンダーさんたちに、お土産に持参。
暗くてよく見えませんが。

「お土産です、でも私も飲みたいのですがどうしたらいいですか」と聞くと、
「開けましょう!」と言って写真の通り用意してくれました。
すいません、図々しくてすいません。

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こちらはハリーズ・バーでも飲んだサイドカー。
やはり温度が低くて、酸味も強め。私はこちらの方が好み。
私の好みをよく知っているバーテンダーさんが作ってくれたものなので、
当然と言えば当然なのかもしれませんが。

素晴らしいバーというのは、自分の好みをよく知ってくれているところなのでしょう。
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ヒーリングチェリーというお酒があります。
チェリーブランデー、つまりさくらんぼのリキュール。
ヒーリングさん(Mr. Peter Heering)が作ったのでこの名前なのですが、”Healing Cherry”と読み替えるとなんとも素敵な響き。お酒はいい名前がついているとさらにおいしく感じるもので、個人的にとても好きなボトルなのです。
桜の季節に飲みたくなる。
 
というわけで、それをオーダーして飲み方をバーテンダーさんに任せてみましたところ、「チェリーブロッサム」というカクテルとなって出てきました。
レシピはチェリーブランデーとブランデーを3:2に、ホワイトキュラソー、レモンジュースとグレナデンシロップを2ダッシュずつ。全部まとめてシェイクする、というもの。
平たく言えばチェリーブランデーのブランデー割り。てゆーか割れてません。全部お酒です。
 
強いですが、私好みのおいしいカクテルでした。
今日お花見に行ったらだいぶ葉桜になっていたのですが、名残桜のつもりで一杯なんていいかもしれません。
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