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プロフィール
HN:
Dropout Devil(でびお)
自己紹介:
いかつい顔面を持つ31歳悪魔系会社員。
間違っても「小悪魔系」などではございません。

脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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拝啓、浅田真央様。

私がフィギュアスケートを見始めた2005年シーズン、あなたはまだ15歳でした。
楽しそうに軽やかにくるくるとまわる15歳のチャンピオンは、私の目にとても眩しくうつりました。
トリノには行けないけどバンクーバーに行ければいい。
そう言って笑ったあなたを見て、新しい時代が来るのかと心躍らせたものです。

あれから9年。
あなたが戦ってきたものはとてつもなく大きくて、聞きかじっただけの私でさえ憤りを覚えるほどでした。
でもあなたにとっては自分との戦いだったのでしょうか。
一度も言い訳をせず、ただまっすぐ前を見ているあなたの姿に、何度涙したかわかりません。
何度勇気をもらったかわかりません。
あなたは私にとって、唯一無二のフィギュアスケーターでした。

私は昨日、ソチオリンピックのフリースケーティングを見ていました。
ショートプログラムでまさかのミスをして、トップとの差が20点以上ついてしまって臨んだフリー。
そのショートプログラムが終わったとき、私はショックで呆然としました。
なんて残酷なことが起きてしまったのか。
神様お願いです、強い彼女にこれ以上試練を与えないで。
フィギュアスケートなんか好きにならなければよかった。
だってこんなに報われない。
そんな風に思いました。

でも、嘘。
フィギュアスケートを好きになってよかった。
あなたという選手を知ることができてよかった。
それがまぎれもない本音なのに、弱い私は自暴自棄になる以外に心をコントロールできなかったのです。

それでも見届けなくては。
そう思い直して見たフリースケーティング。
美しいトリプルアクセル。8種類全てのトリプルジャンプを決める姿。
柔軟なスピン。鮮やかで深いステップ。

本当に素晴らしかった。

失敗しても立ち上がればいいんだって教えてもらった気がしました。
23歳のあなたに。10歳も年下のあなたに。

フィギュアスケートを好きになってよかった。
あなたという選手を知ることができて、こんなに美しいものを見ることができて、よかった。
スケートだけじゃない、本当の、アスリートの魂を見せてくれてありがとう。
本当にありがとう。

あなたは私にとって、唯一無二のフィギュアスケーターです。
たぶんこれからもずっと。
期待が重くて申し訳ないですが、どうかこのままファンでいさせてください。

そして、願わくばこれからのあなたの道が、明るく輝いたものでありますように。

あなたのファン
でびお拝






 




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マクラーレンといえばF1のアレのことか、と思う人は多いはず。
かくゆう私も出産前はそのように思っておりました。
しかし、子育て語に出てくる「マクラーレン」はベビーカーのメーカーのこと。
イギリスのレーシングチームとは一切関係がございません。
はじめて聞いた時、私は「レーシングチームのマクラーレンがベビーカーも作ってるのか!」と思いましたが、全然別の会社だそうです。
自動車のホンダとサッカーの本田が無関係なのと同じ感じ。
ああ、たとえがわかりづらい。
小林製薬と小林幸子が無関係なのと・・・いやもうやめよう。
  ロゴも違う。

とにかく、無関係なのです。
しかしそう思ってしまうくらいマクラーレン社製のベビーカーは走行性と安定性に優れている。
我が家でも大活躍でございます。

 うちの子、マクラーレン「クエスト」。

とはいえ、自分で買ったのではなくもらいものです。
なんでも買うときは吟味するこだわり派の先輩からもらったのでもちろん良いものではありますが、いかんせん彼女の息子氏が産まれたのは六年前。
育児グッズは日進月歩ですので、今となってはさらに便利なベビーカーがたくさん出ており、いくつかデメリットが目につきます。

【マクラーレンベビーカーのデメリット】
・重い
・片手で畳めない
・畳んだときに立てられない(自立しない)

重いのは問題ないのです。むしろ重さのおかげで安定感があり走行性もよいので私は満足です。
だってね、狭い廊下でもくるりと方向転換できるんですよ。しかも慣れれば片手で。
吟味して買ってないので他を知らなかったのですが、ある日赤ちゃん本舗に行ってみて他の軽いと言われているメーカーのものと押し比べて「マクラーレンって押しやすいんだ、すごい」と感動した次第。
重いと困るのは畳んで持ち運ぶときですが、そういう局面って意外とないんですよね。
うちは車がないので主に電車・バス移動ですが、ほとんど困ったことはありません。
エレベーターもエスカレーターもない駅ではさすがに困りましたが、これも事前に調べていけは回避できます(らくらくおでかけネットなどで)。
昔は電車の中ではベビーカーは畳まなくてはいけなかったらしいので時代が変わってくれてよかったと思う次第ですが。

参考:らくらくおでかけネット
http://www.ecomo-rakuraku.jp/rakuraku/index/
(車いす用の乗換案内。ベビーカーユーザーも使える!)

片手で畳めないのは息子が立てるようになって解決したし、なんなら息子を抱っこしたまま畳むことができるようになりました。コツがつかめたのと腕力がついたせいで。
というわけで、私が困っていたのは「畳んだときに立てられない」という点だったのです。

これね、意外と困ります。
例えばおしゃれなカフェとか行くじゃないですか。
お店の方はにこやかに「ベビーカーお預かりしますよ♪」と言ってくださいます。
しかしマクラーレンベビーカー、畳むとこんな形になります。

  縦長い!!

この状態ですと、壁に立てかけるか横に寝かせるしかない。
立てかけると車輪で壁が汚れるし、寝かせると布部分が汚れる。そして目につかなくて踏まれがち。
かといってそのままだと場所を取る。お店の方も迷惑です。
もちろん家の玄関も占領します。
そんなわけでちょっと困ったりしておりました。

しかしそれでも別のベビーカーを買うつもりはない。だって走行性が(以下略)。私も旦那もいただきもののクエストさんを非常に気に入っていたのです。
そこで私はGoogle先生に聞いてみました。
「マクラーレンのベビーカーを立てる方法」を。
すると、純正ではないけどスタンドがあるらしいという情報をキャッチ。

例えばこれ。
マクラーレンスタンドmini

こちらは立てた状態で床に留め置いてくれるようなもの。お値段は2800円くらい。
重さ1kg、本体にくっつけることはできないので持ち歩きには不向き。
主に玄関などで立てておきたい人には便利。

でも私は玄関に置いておくのはそんなに困ってなかった。
むしろ出先で自立してほしかった。
家の中では甘えてても外では自立しなさい!マクラーレン!!てなもんであった。

それで色々調べていたら、とある自転車屋さんが作ったスタンドを発見。
これがすごく優秀。
だって(以下ホームページの記載そのまま)

レストランでも自宅でも、どこでも自立します。
立てかけることもなく、壁にタイヤの跡も付きません。
取り付けもドライバー1本で楽々。
アルミ、ステンレスで軽量。
ベビーカーの色とコーディネートできます。
発送は郵便局の代引きで全国共通の安い送料です。
納期も2~5日。
マクラーレンベビーカーの機能を損ないません
スタイルもマクラーレンベビーカーにぴったり。

ですってよ奥様!!!

それがこちらです。
商品ページ:マクラーレンベビーカースタンド
製作者さんのブログ:ホームメイドの自転車と・・・!

先ほどのスタンドより少しお値段は張りますが(4000~5000円)、この便利さはプライスレスです。
だって、スタンドの事を意識するのはベビーカー本体に取り付ける時だけ。
ものの5分です。



実際につけてみるとこんな感じ。
赤い矢印がそのスタンド。
キャスターがついてるので立てたままでも動かせます。
そして何より素晴らしいのが、ずっとつけっぱなしでいいこと。いちいち取り出さなくていいし、持ち歩かなくていい。収納かごのスペースも取りません。
もちろんぶつかったりもしない。
運悪く混んでる電車に乗ってしまっても畳めるしなんとかなるかも。と思えるほど。
この一本足をつけるだけでこんなに機動性があがるなんて。ほんとに感動ものである。

カラーバリエーションもたくさんあるので好きな色を選んでコーディネイトもできる。
どうやら製作者さんが奥様のために作ったもののようで、リクエストに応えて色もそろえたのだとか。
素晴らしい旦那さんである・・・。奥様にも感謝である・・・!
そんなわけで、うちのクエストさんも自立して世界に飛び出していくことができました。
まわしものみたいな記事ですがほんとおすすめなので同じお悩みをお持ちの方には声を大にしておすすめします。

ありがとう、自転車屋さん!
(勝手にこう呼んでますがたぶん趣味の自転車乗りさんです、自作とかかっこええな)


 



人間って哺乳類ですよね。
でも普通に生きててそんなこと実感することってないじゃないですか。
ところが私はそれを実感するイベントを体験しました。
それは授乳。
子供を産んだばかりの母の乳は膨らみます。外国のエロスな映像に出てくるセクシーお姉さんのような偽物っぽい形に。
今まで飾りものであった乳が母乳製造工場として動き出すのです。
で、子供が飲んでくれないとパンパンになります。
ひどい人は乳腺がつまって高熱を出します。
普段気にしてない乳というパーツが突然存在感をアピールしてくるので、
「わたしは!!哺乳類!!」と拳を突き上げて咆哮したい気持ちになるほどです。

この辛さはあなどれません。
出産という大仕事を終わらせてボロボロの体に襲いかかる生理現象に、痛い!聞いてない!痛みのピークは陣痛じゃなかったの?!とキレそうになります。
そして、食べても食べてもお腹がすく。
私は実母に「そんなに食べて・・・太るわよ?ほどほどにしなさい」と言われましたけど太らない。むしろ食べないと貧血。
しかし母上、三人も生んで育てたのになぜその発言・・・とそのときは不思議に思いましたが、人って忘れる生き物なのですね。私も陣痛の痛さを今はもうすっかり忘れてしまいました。まだ生める、いける、とか思ってる。

 母の葛藤を知らない寝顔。

昼夜問わず赤子に起こされて眠くて朦朧としている。
乳とともにエネルギーを吸われる。
産後の身体は重くて痛くてボロボロ。
そんなわけで辛いので、産後の母は非常に過敏になっております。
突然敏感になった妻に戸惑う夫が量産されないよう、微力ながら取扱説明書などを作ってみました。
ぜひ参考になさってください。

【授乳中母取り扱い説明書】

・食べ物について何か言うのはやめましょう。
「食いすぎじゃね?」や「あれ食べた方がいいよ」などの発言は地雷を踏みがちです。自分の体のことです、本人が一番よくわかっています。
そして相手は必死です。食事制限なんかしたら倒れて死にます。死ぬわけにはいかないんだよ!子供を殺す気か!と荒れますので、うかつな発言は控えましょう。そして米や肉を与えましょう。

・母乳に関する説は個人差があります。
例えば乳製品食べると乳がつまって乳腺炎になりやすい、という説。個人差があります。食べるとてきめんに辛くなる人もいれば私のようにばくばく食べてもトラブル知らずの人もいます。
こればっかりは体質なので、聞きかじった説が全て自分の妻に当てはまると思わないように。基本的には本人の意向に沿いましょう。

・飲みに行くのは控えましょう。
乳飲み子の世話を夜三時間おきの睡眠で頑張ってる人は、隣に酒くさい人が寝てると殺意を抱きます。そんなこと言ったって仕事の付き合いの飲みだよ!と思うでしょうが、半年だけでいいです、まわりに理解してもらってください。
大丈夫、仕事さえきちんとしていればなんとかなります。
産後の妻は確実に導火線が短くなっているので、自ら地雷を踏みに行くのは避けるのが賢明です。
よっぽど大事な飲み会以外は断り、早めに帰って家事をしてあげて下さい。

・晩酌はあくまで「申し訳なさそうに」やりましょう。
これは妻が妊娠前お酒が好きだった場合押さえておきたいポイントです。妊娠中も含めて1年近く断酒しているわけですから気づかってあげて下さい。
子供がまとまって5時間程度寝てくれるようになったら、本人分のアルコールフリービールなどを買ってきて誘ってあげるとよいでしょう。息抜きになるでしょうし、辛い分夫の優しさが身にしみたりするかも。

そんなに気を使わなきゃいけないのか、おれだって仕事大変なんだよ癒されたいんだよ!と思った男性諸氏、安心してください。
この状況は長くは続きません。短ければ3ヶ月、長くても半年くらいで楽になります。
だからいっとき大変でも耐えろ!明けない夜はない!
と、私は声を大にして言いたい。
妻の信頼が続いていくかどうかは、この時期をどう過ごしたかに左右されます。
ひいては子供がなついてくれるかどうかにも直結します。
あまり無関心だと、父ではなく「お金を運んでくるおじさん」になってしまうかもしれません。気をつけて下さい。

そもそも出産後の妻は野性動物ですから、八つ当たりくらいします超します。
寝不足だから眠い、食べてないから腹が鳴る、と同じレベルで「大変だからイライラする」のです。
あなたの知ってる理性的で優しく自分の面倒を甲斐甲斐しく焼いてくれる妻は産後からいなくなります。別の生き物になると思っていてください。
その覚悟がないから文句を言いたくなるのです。
事前にわかって覚悟していれば屁でもありません。
半年も?!と思うでしょうが、長い人生八十年のうちのたった6ヶ月です。
その後、夜泣きやイヤイヤ期など越えるべきハードルが出てくるでしょうが、子供が親と一緒に遊んでくれるのも10歳くらいまでです。
どうぞ人生は長いと考え、余裕を持って妻を見守ってください。
いち母としてのお願いです。

だって、1年くらい経ったらこうして自分でご飯食べようとするんですから!
(※もちろん中身はこぼします)




 



友人が来月出産するにあたり、「いろんな人にお祝い何がいいか聞かれるけど何をリクエストしたらいいかわからない」と相談されました。
非常に贅沢な悩みだけど超気持ちわかります。
ぶっちゃけ「いやちょっと・・・まだ産んでないんでピンとこないっす・・・」って感じですよ。
産んだあとも「いや・・・まだ産んでちょっとしか経ってないんでわかんないっす・・・」って感じでしたよ。一ヶ月くらいは。

子供が使うものがいいんでしょうけど、子育てグッズはその子にハマるかどうか試してみないとわからないという賭け的な要素があるので難しい。
なので
・なくてもなんとかなるけどあったら母が便利なグッズ
・サイズなどがなく、絶対に使う消耗品
・もし子供が気に入らなくてしまいこむことになっても場所を取らないもの
のいずれかがいいのではないか。
わたくしはそのように考えます。

というわけで、悪魔的出産祝い品リクエストのおすすめリスト!

1. ひとりで入れようおうちのお風呂セット
はじめはベビーバスですけど1ヶ月半もすれば大きくなってきたから大人と一緒に入ろうと思うことになります。
この時あるといいのが、ベビー用お風呂椅子(ベビーバスチェア)・スイマーバ・母用バスローブの3点。
全部だいたい3千円くらいで買えます。全部買っても1万円くらい。予算にあわせてアイテムを増減したりお風呂おもちゃつけてもらったりすればいいのでとてもリクエストしやすいのではないでしょうか。
ベビーバスチェアはアプリカのがおすすめ。腰座ってからもいけるので長く使えます。場所は取るけどたためるし。
スイマーバはお風呂に入れるためのグッズとしては補助的な使い方ですが、つけてるところが超絶かわいいので個人的におすすめです。
母用バスローブはあるとかなり便利。子供を待たせる時間が短くて済むし、自分も落ち着いてお世話ができます。高級な分厚いやつではなく、薄くてすぐ乾くものがよいです。フードがついてるとなお良いです。

2. マムズマムのワダービブ
はい、また出ました子育て語。
NOT子育て世代が目を丸くするこの文字列を翻訳しますと、「マムズマムというメーカーのワダービブという名前のよだれかけ」のことです。
なぜこのよだれかけなのかというと、タオル地+ナイロンの裏地という機構のおかげで吸収力がものすごく良く、かつ下の服に染みない。さらにスカーフ的な形で首もとでたわんでいるため垂直落下するよだれを受け止めてくれる!非常に優秀なよだれかけなのです。
しかし、優秀さゆえに高額。一般的なよだれかけが500円程度で買えるのに対し、1000円ほどいたします。
だからお祝いにいただくととてもありがたい。
よだれは大量に出る子もいればうちの息子のようにほとんど出さない子もいますが、ほとんど出ない子でも出る時期はあるし食事用にも使えますので重宝します。
カラーバリエーションも豊富ですので、予算にあわせて送り主のセンスで何枚か選んでいただいたら楽しい。そんなわけでおすすめです。
他にもオレンジとか黄色とかあります。

3. はじめての絵本セット
絵本こそ子供の好みが別れるものですが、外れても場所を取らないし、初期は本人選べないし、鉄板を持っておくのはいいのではないかと思います。
個人的に、読み聞かせは母の気分転換にも役に立つと思う。
マスターピース絵本はたくさんありますが、その中でも柏原晃夫さんの「しましまぐるぐる」のシリーズは名作です。コントラストの強いカラフルな色味で赤ちゃんが見やすい配色とのこと。はじめて絵本にちょうどいい。
出たのが比較的最近なのもあり、図書館とかにもあんまり置いてないので。
うちの子は「あかあかくろくろ」が好き。

【その他】
・オムツバケツ
市販の蓋付きゴミ箱で十分という人もいますが私は重宝してます。インテリアに馴染むかどうかなど好みはある。
うちのはこれ↓。くるっとポン。スーパーの袋をかけるのでカートリッジ不要で経済的。


・抱っこひも
エルゴなんかのメイン使い抱っこひもなら絶対つかうしよさそう(高いけど)。
スリングやカドルミーなどのサブ抱っこひもは使うかわからないから、必要だと思ったタイミングでリクエストするといいと思う。

・バンボやバウンサーなどの子供椅子
子供が気に入るかわからないので試してからの方がいいです。場所をとるので。
貸してくれる人がいたらベスト。

・ストローマグ
これはいつか絶対使うしお下がりでもらわないアイテムなのでいただけるといいですねー。
いろんなメーカーが出してるので特徴を調べてからがいいかも。
うちのはピジョンのストローマグ。コンビラクレの方が中身が漏れにくいとか、フリップイットのは漏れずにさらに大容量とか、いろいろあります。
うちの子、ピジョンのストローマグ。

個人的には、服はすごく難しいので避けた方がいい気がしてます。成長の具合は個人差ありまくりだし、お祝いだからとブランドものなどの高級品をいただいても長くは着られなかったりでもったいない(貧乏性)。
ブランドものは自分では買えないのでお祝いでいただくと嬉しい・・・という考えもあると思うので、その際は着る直前にどんなものがいいか指定するのがいいかも。
ポンチョや甚平、水着なんかの季節ものはお祝いにあげるものとしてちょうどいいアイテムなだけにかぶる可能性があります。
ちなみにうちはポンチョを別々に3人からいただきまして、毎日日替わりポンチョでした。どれもかわいいから毎日着たかったくらいだったけど日替わり。もったいないから次のシーズンも着れるといいなぁと思ってるところ(貧乏性)。

あと、オムツケーキ。あれをいただいた際はサイズの確認が必須で要注意。
ママ友の経験談なのですが、いただいたオムツケーキの前面に「Mサイズ」と書いてあったのでMを使いだしてから開けてみたところ、実は後ろにSサイズも入っていたというフェイントが仕掛けられており、あわてて小さいサイズを消費したという事件があったそうで。
かといって開けて確認すると時期によってはオムツが湿気を吸ってしまって使い物にならなくなる。
そしてオムツはメーカーによって微妙にサイズ感が異なり、サイズが合ってないと情熱が溢れ出したりするので自分で買った方がいいのではないかなと思います。いっそメーカーとサイズ指定してドラッグストアで買ってもらう方がいいかもしれない。(←雑な考え方)

ま、いろいろ申し上げましたがあくまで私見です。
なにごとにも個人差があるので参考程度に。

今回はリクエストする側の視点でお送りしました。
贈る人へのアドバイスは「欲しいものを聞く方がいい」これ一点!なので。
あとはまぁ、ねぎらってあげてくださいよ。
産後の体で24時間子供と向き合う母のことをさ♡








 



妊娠中通っていたマタニティスイミングで、3児の母な素敵助産師さんが「今日は抱っこひも持ってきましたー!見てみて♡」と5種類くらいの抱っこひも(私物)を見せてくれたことがありました。
そのときの私の率直な感想は「え、なんでこんなにたくさん?」でした。
体はひとつでひとりしか抱っこできないのに、そんなに数が必要か?
ましてこちらは初産。子供はひとりしかいないわけですし?ねえ?と。

しかし、私は間違っていた。
いるのです。抱っこひもはたくさん。
なぜなら用途ごと目的ごとに向き不向きがあるから!!
母への「抱っこひもなんかひとつでいいでしょ」というセリフは、
女子に対する「一足しかはけないのにそんなに靴持っててどうするんだ」や
ゴルファーに対する「アイアンなんて1本でいいでしょ」や
カメラ小僧に対する「え、またレンズ買ったの?ひとつあればいいじゃん!」や
ガジェッターに対する「え、AndroidとiPhoneとipad持ってるのにまたタブレット買ったの?バカなの?」と同意なのです。
わかっとらん!お前はなんにもわかっとらん!!
・・・というレベルの発言なのです!

そんなわけで、私が考えを改めるに至った背景を所有している抱っこひもと一緒に解説して参ります。

まず紹介すべきはこれでしょう。
エルゴベビー!


国産車ならトヨタ、携帯ならドコモ、トレンチコートならバーバリーでスーツならアルマーニくらいの王道&マスターピースであります。
オーガニックとかデザイナーなど色々なシリーズありますが、我が家はスポーツタイプを愛用。
デザインはシンプルで軽量、通気性がよいタイプ。あとちょっとだけ安い。
リーズナブルだし軽いし、暑がりの私とうちの息子にはぴったりでした。
ただ少し大きめにできているので、156cm中肉中背の私が使うとウェストベルトが一番きつく締める感じ。細身の女性だとサイズが合わないかも。逆にぽっちゃり男性とかはこのシリーズがおすすめだと思います。175cm中肉中背のうちの旦那でも超余裕ですので。
うちの子、エルゴのスポーツタイプ。

ベコジェミニ・アプリカのコランなど、同じような多機能使いのものは他にもあります。
特徴はいろいろありますが、基本的に前抱き・横抱き・おんぶ等3種類以上の抱き方ができるし、腰と肩で支えるので子供の体重が分散されて楽。
フードカバーして脇をしめればこのまま授乳もできちゃいます。
お値段は15,000円とかしますがこれは完全に元取れるわ、という優秀な抱っこひもたちです。

ではなぜこれひとつだけではいけないのか?
何通りにも使えるならこれひとつで十分、と私も思ってました。ええ。
しかしですね、この何通りにも使えるタイプはかさばるのです。すごく。
たとえばベビーカーで出かけて途中で泣いたから抱っこしたい場合。かさばるけど持ち歩く必要があるのでベビーカーに積んでいきますよね。
その抱っこひものせいで荷物があんまり乗せられなかったりするのです。
他にも子供が歩くようになってから、途中で眠いと言い出したとき。手で持っていくにはあまりにかさばる。困る。もっとコンパクトなものはないのか!!と思うのです。

というわけで次に私が手を出したのがフェリシモの抱っこひも

こちらは1枚の布できていて、たたむと15cm×15cmの正方形になります。バッグに放り込んでおけば大してかさばりません。
前抱きしかできないシンプルなタイプですが、そのおかげで抱っこするのにいろいろバックルを締める必要がありません。要は抱っこが非常に簡単なんですね。この辺もエルゴなどの多機能抱っこひもから見たメリット。
キューズベリーや桶谷式のスキンシップ抱っこひもなど、こちらも似たような形のものはあります。

多機能とシンプル。この2種類を使いこなし、「ああもう抱っこひもはこれだけで十分だ!」と思っていた私に訪れた転機。
それが息子のつかまり立ちでした。
それまでは寝かせるか座らせるかしておけば一人で遊んでいた息子が、つかまり立ちをかましてはおもむろに両手を離して後頭部を打っては泣き、ハイハイで家の中を這い回ってキッチンのシンク下の扉を開けて鍋をひっくり返して号泣するようになって、「あ、これダメだ家事できないわ。おんぶが必要だ」と思ったのです。
ここで登場したのがエルゴベビー様。なんせ3通りの抱き方ができる多機能、おんぶもできる!フフ!と思っておんぶをしてみたわけです。
・・・が。
多機能抱っこひもでおんぶをする場合、子供をよいしょと背中に回すんですね。これが結構コツがいる。あと、なんだかしっくりこなかった。息子の顔が見えなくて結局前かがみになってしまって。
慣れればできるだろうし使いこなしてるお母さんもいます。しかし私にはしっくりこなかった。あと、おんぶの長さにベルトを調節するのもめんどくさかった。

そこで私はおんぶひもを買おうと決意。何がいいのかをいろいろと検索してみました。
昔ながらのばってんおんぶひも。しろくま堂のおんぶひも。おんぶリン。
ばってんおんぶひもは安い。が、おっぱいが強調されるから外には行けない。
しろくま堂のおんぶひももばってん式。頭当てが付いてるから子供が寝ても大丈夫。でもいいお値段。
おんぶリンは巨大な布で巻いて負荷を分散するというもの。でも巨大なリボンが私の好みじゃなさすぎる。
ううんどれも一長一短だなぁと思っていたところ、「ミーモ・クワタのおんぶラックという商品がいい」というクチコミに行き当たりました。

しかしどこを検索してもショップが見当たらない。
なにこれ?どういうものなの?
調べて調べて、ようやく詳細に行き当たりました。
保育園などで保育士さんが使っていて、クチコミでいろんなところのお母さんが発注しては使っている代物らしい。
そしてどうやら普通の主婦の方が電話注文を受けてから作る受注生産製品らしい。
なにそれ気になる、気になりすぎる・・・!

で、ドキドキしながら電話してみました。
電話口に親切なマダム(クワタさん)が出たので「実はクチコミで見まして、よかったら作って頂けませんか」とお願いすると快く了承してくださり、1週間後には我が家に到着。

 こういうものです。

デニム製の足が出せるようになっている筒を履かせて、それについてる肩紐でおんぶするだけ。着脱簡単、そのまま洗えるし寝ちゃったらそのまま寝かせられる(布だから)。
ただ、175cm中肉中背の旦那が使ったところちょっと肩紐が短くてきついそうです。
156cm中肉中背の私は快適ですが。
左が私、右が旦那。
6,300円+送料、決して安くはないですが気に入っています。これならおんぶもしっくりくるのよね。買ってよかった。おかげで家事が捗ります。フフ。
興味のある方はこちらの電話番号まで。ドキドキしながら電話してお願いしてみてください。(075-531-6831、クワタ様)

あと、実はスリングも持っています。
新生児のときに子供をくるんで持ち歩くのに使ってました。「新生児から使える抱っこひも贈るよー」とお祝いでいただいたのです。
これはありがたかった。産後で何をどうしたらいいかまったくわからず、何もなしで子供を抱っこして買い物行くとか怖すぎる・・・!とあわあわしてたのでほんとに助かった。
うちの息子はスリングにくるんでゆらゆらしてたらよく寝てくれたので寝かしつけにも大活躍。
ただ、首がすわったらめっきり使わなくなってしまいました。
普通より大きくなるのが早かったのでくるめなくなってしまって。
しかし腰が座ったので最近取り出して試してみたら使えました。

左が新生児、右が現在。

スリングは授乳ケープの代わりにもなるし軽いしたためるし便利です。
同じようなものではカドルミーも寝かしつけに便利だったと聞いたことがあります。
また、首すわり前から使えるものではベビービョルンの抱っこひも(オリジナル)なんかも便利です。肩だけで支えるので子供の体重が重くなってくると辛く、エルゴとかに乗り換える人が多いので使う期間短いけどね。でもベビービョルンも最近多機能タイプ出したみたい。時代の流れは早いなぁ。

どうですか、抱っこひもだけでこのテキスト数。
抱っこひもの奥深さがしのばれるというものです。
まさに抱っこひもの沼。カメラ小僧のレンズ沼に勝るとも劣らないでしょう?

抱っこひもに悩む人たちの参考になりますように!







 



子供を産んで子育てをしてみて、聞いたことない言葉をたくさん耳にするようになりました。
子育てしている人には当たり前のように通じるが、そうでない人にはもうなんのことやらな言葉たち。
子育て世代にしか通じない言葉がそこにはある・・・!!と気付いたのは妊娠中のことでした。
出てきた言葉が理解できず、まずはそれを調べることから始まった子育ての深い穴。
まさにオトナ語ならぬ「子育て語」。
子育て中の母たちが集まると、例えばこんな会話が繰り広げられるのです。

「バウンサー買った?」
「ううん、うちは親がハイローチェア買ってくれたからー」
「うちも!バンボもあるし部屋が狭くなって困っちゃう」


他にもこんな会話。

「だっこひも、ベビービョルンじゃつらくてー。スリングは作ったんだけど」
「エルゴは使ってみた?」
「まだ!でもコランは試したよ、結構いいよね?」


わかります?わかりますかそこのNOT子育て世代!!
「お祝い何がいい?」と聞いて「ベビービョルンのバウンサー」と言われてピンと来るか?!
私はわからなかった!わからなかったよ!!

というわけで、大事な我がブログの読者(NOT子育て世代)が困ることのないよう、不肖わたくしが解説して参りたいと思います。たまに心の叫びが入ってますがお察しください。

【スタイ】
よだれかけのこと。
なぜ!!よだれかけと呼ばないのか!!

【アフガン】
おくるみのこと。
なぜ!!おくるみと呼ばないのか!!!

【ハイローチェア】
高さの調整できる赤子用の椅子。
ハイにもローにもできるチェア、だからハイローチェア。

 こういうの。見たことある?

【バンボ】
首は座ったがまだ腰が座らない赤子が座れる椅子。
非常にシンプル設計で使いやすく子供を遊ばせておけるため評判もよいが、成長の早い子供は使える期間が短いため買うのに悩むアイテム。

カラーバリエーション豊富。

【バウンサー】
首の座らない赤子を乗せられる椅子。
バネでびよんびよん動く。
おもちゃをつけられる大きいタイプから座るだけのシンプルなものまでさまざま。

【ベビービョルン】
フィンランド発のベビー用品ブランド。
ビョルンさんが作ったベビー用品ブランドなので「ベビービョルン」。
子供椅子から食事用よだれかけ、だっこひもまでさまざまなグッズがある。そこそこ高級なので贈り物向き。

こちらがベビービョルンのバウンサー様。

【エルゴ】
エルゴベビーというハワイ発の抱っこひもの略称。
肩と腰で分散してだっこができて、両手も空くしおんぶもできるし横抱きもできるし・・・という機能性の高さが特長。
コラン、アプリカなどの日本メーカーからも似たようなものが出ているがここが発祥でスタンダード。
どれくらいスタンダードかというと、子育て中の母を無作為に10人集めたら7人は持ってるレベル。

いろんな柄がある。

【スパウト】
乳児から幼児になる過程で乳以外の飲み物を飲むというステップがあるのですが、その時に使うトレーニングマグにつけるシリコン製の飲み口のこと。
哺乳瓶の乳首よりストローに近くてトレーニング向きなのだが、乳首に似ているので間違って噛まれたりして母乳育児の母の天敵アイテムになることが。なにそれこわい。

 この白い飲み口がそう。

【スイマーバ】
子供用浮き輪。
子供の首にはめてお風呂に浮かべると乳児でも泳げる!しかも首が座る前から!!
チャプチャプ泳ぐ姿がかわいいし、お風呂入れるときの補助アイテムにもなるので便利。

 うちでは大活躍。

傾向を見ると、
・昔からあるものをオシャレに言ってみた
・昔からあるけど子育て以外に登場しない言葉である
・新しい子育てグッズのなかで便利なものがスタンダードになった
という感じのようです。

個人的には「昔からあるものをオシャレに」には全力で突っ込んでいきたい。
抱っこひもを「ベビーキャリー」って言うくらいなら許せるんだけど、アフガンて。アフガンて!!
Wikipedia先生によると語源は謎とのことだけど、どうせあれでしょ?ブルカ(アフガニスタンの女性の着てるケープみたいな布、顔が隠れるように包むを見て、
「ブルカっておくるみみたい」
「ブルカって呼ぶのは直接的すぎるよね、覚えにくいし」
「かと言ってアフガニスタンじゃ国名だし」
「じゃ、アフガンでいいか」
って思った人が適当に呼び出したんでしょ?どうせ!(※個人的憶測です)

参考になりましたでしょうか。
本ブログの読者の皆様が
「ちょっとエルゴ取ってー」と言われたら颯爽と抱っこひもを差し出し、
「スイマーバ欲しい!」と言われたら「お風呂入れるの楽だって言うもんね!」と華麗に切り返せるようになることを願って。

いや、別にならなくてもいいか。
(※この情報は2013年のものです、今後また新しいものが出てくるよきっと)








 



子供を産む前、まずやること。
それは子供の服や子育てグッズを買うこと。
すぐ使えなくなるがどうしても必要なものなので、できるだけ無駄にしないように最小限に抑えたい。
それにはいくつか注意事項がありました。

まず、オムツ。
紙オムツにする場合はサイズ選びがとても大事。
同じ新生児サイズでもメーカーによって大きさが微妙に違ったりします。
私見ではメリーズの新生児用が一番小さかったように思います。
何事も大は小を兼ねると思いがちですが、オムツだけはジャストサイズでなくてはいけません。
なぜなら漏れるから!
オムツから情熱が溢れ出すから!!
(※トイレで出すべき大きいもののことを情熱と呼んでいるブログがこちらです。©相澤タロウイチ氏)

ただでさえ寝れなくて疲れている子育て初期に、オムツから溢れたものが服やシーツについて全取っ替えという事態はできれば避けたい。
ゆえに、事前に買いすぎないことがとても大事です。
子供の大きさや成長速度はその子によって違うので、こればっかりはどのメーカーがおすすめとか言いがたい。
なので、様子見ながらが正解です。
最小限買っておいて、合わなかったら違うメーカーを試せばいいんだもの。もし大きかったらあとに回せばいいんだもの。子供は大きくなります。ドンウォーリー。

そして、洋服。
服を買うときは季節を考える必要がある、という至極当たり前のことを忘れてはいけません。
夏生まれの子供に買う肌着は半袖!もしくは袖無し!
冬生まれの子供の子供の肌着は長袖!できれば厚手!!
よく出産準備品リストにある「アフガン」(おくるみのこと)は夏生まれには不要!!
・・・ということをまったく考えず、出産準備品リストに書いてあるままアフガンを買ってしまったのが私です。
しかも去年の夏は10月の中旬まで結構暖かくて、なかなか使う機会もなかった。
かわいいの見つけて買っただけに悔やまれます。

なーんてわかったような口をききながら、今まさに80サイズのベビーオール(上下つながった服、スナップで留める)を無駄にしそうで焦っている母親が私です。
だってさ、思いのほかズリバイマスターが早くてさ、アクティブすぎてスナップが留められなくなっちゃってさ。早いよねー子供の成長って(遠い目)



気に入って買ったこれらベビーオールたちももう卒業。
ありがとなー!第二子に使えるといいなー!(願望)






 



出産してからはや半年。
バタバタあたふたしながら子育てをしてきて、ブログ更新なんか全然出来ない日々がつづきました。
そもそもここは開業ブログだし、ニーズもないよなぁと。
しかし、この体験はもしかして他の、これから母になる人の役に経つのではないか。
第二子をもうけることができたら、未来の自分の役にも経つのではないか。
そのように思い直しましたので、ちょくちょく「子育てについての体験で役に立つこと」は記事にしていこうと思います。
息子かわいい!子育てつらい!でもかわいい!!みたいな特に役に立たない日常のアレコレはTwitterの子育てアカウントに垂れ流してます。
もし興味がありましたらどうぞ。→ @dropoutdevil_m
 
さて、子育て記事第一回の今回は、私の子育て哲学というか方針みたいなものについてまとめておこうとおもいます。
子育てにはいろんな考え方や説があって、もはやどれが正解なんだろうって感じでもあるので、方針をなんとなく決めておくと迷ったときにいいかなーと思うので。
そもそも正解ってなに?
子供がいい大学に入ること?
そんなことより、健康で元気に生きていてくれて、自分より先に死ななければ成功だよ!
・・・って、さまぁーずの三村が言ってました。ええこと言うやん。
 
【悪魔的子育て哲学】

1. 明るく楽しく、笑い飛ばせ!
これは私の人生哲学でもあります。
なにごとも楽しむ。楽しめば怖いことはない!
笑いの耐えない楽しい家族でいるために、自分にも家族にもストレスをかけない。
 
2.  大切なことは言葉にしよう
愛してることをちゃんと言葉にする。
一見当たり前のことにも「ありがとう」と言う。
頑張ったらほめる。 
やってほしいことは優しい言葉でお願いする。
言葉には言霊が宿るのです。ポジティブを口に出すのはとてもたいせつ。
 
3. 悪いことは悪い!
悪いことをしたら叱る。その場で叱る。
なぜダメなのか、理由も教える。 
理由がわかってるのにやったら超叱る。悪いものは悪い、甘やかさない。
でも謝ったら許す。根に持たない。
 
4. 雑な子育て
NOT過保護、NOT清潔。
やりすぎはアレルギーを招くと信じてる(笑)。
半袖上等、鼻水上等、泥にまみれて遊んでこい! 
それで風邪ひいたっていいじゃない。にんげんだもの。 
 
5. 生きてるだけで丸もうけ
はい、かの明石家さんま氏の名言ですね。
健康であるだけで幸せだということを忘れないこと。
親って勝手だもんね。健康であればいいと思ってる今の気持ちを忘れて、あそこがダメだここがダメだと粗探しを始めないように。自戒も込めて。
 
以上五ヵ条です。
私らしいところは四番目かな。雑な子育て、マジで大事だと思うんすよね。
子供は大事だけど、ほんとに大事なんだけど、大事に大事にしすぎて負荷をかけて笑顔を奪ってしまう、潰してしまうのが最悪のシナリオだと思うから。
 
比較的当たり前が並んだと思いますが、だからこそ大事。だからこそここに書いて忘れないようにしておきたいと決意を込めての記事でした。
さーて、今日もまた頑張ろう!

お父さんもね!

 ← 我が子。似顔絵。


 






出産体験記の続きです。
 
陣痛の間、痛みが消えるたびに「エンドロフィン出てるから大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせ、痛みが来たら「子供も頑張ってるんだからお前も頑張れ自分!」などと叱咤し、母と一緒にラマーズ法で痛みを逃したり、助産師さんにソフロロジーの呼吸の誘導をしてもらったりしながら2時間ほど。
その間、想定外の嘔吐が二度。
19時頃会社から駆けつけた旦那が母と話している様を横で聞きながら、彼に声をかけることすら出来ず。
マッサージ役を母と交代してくれた旦那に言ったセリフは「もっと強く押して!!」のみ。
おつかれーとか会社どうだったー?とか、無理。そんなの思い浮かびもしなかった。
 
この間ずっとデータ取りされながらだったのですが、なんかデータがうまく取れないなーと助産師さん。
うまく取れないせいで部屋に鳴り響くエラーの電子音。
うんこ出そうな感覚が来て、それを告げると「たぶんそうじゃないと思う」とスーパークールに言い放つ助産師さん。
違うんだ、そういう感覚が来るってことはそろそろ降りてきてるってことだから子宮口見ていただけませんかと思ったけど痛みで反論できない私。
体勢を変えてくれと何度か寝返りを打つも、途中から「骨盤割られる痛み」も来ていて、もうデータ取りとかいいんで子宮口開いてないか見ていただけませんかと思いながらもやっぱり痛みでそれを告げられない私。
しばらくするともう足を閉じているのもつらくなり、ずっと横向きだった体が自然に仰向けになって足も閉じられなくなり、分娩台の上と同じようなスタイルになったところで「このまま仰向けで我慢して!」とこの期に及んでまだデータ取りをしようとする助産師さん。嗚呼、スーパークール。
 
これでようやくデータがきちんと取れたのか子宮口を見てくれて、そしたら「あれ?!もう頭が見えてる!」と助産師さん。
ほら!!だから言ったじゃん!!と思う私。(※言ってません)
「そんな気がしてました~」と彼女に言うと、スーパークールな彼女がちょっと笑ってた。そうだったんだーとか言いながら。くそう、プロは冷静だぜ。
 
ぐったりしながら陣痛の合間に車椅子へ移動、ゴロゴロと分娩室へ。
この時たぶん20時になるちょっと前。
「たぶんあと数時間かかるから、一度家に帰って着替えてきたら?」と母が旦那に指示出ししていたのだけど、タッチの差で引き止めてそのまま立ち会いへ!!というドタバタな流れに。
いや、ほんと、マジで帰る前でよかった。
 
とうとう上がった分娩台、しかしすぐいきんでいいのかと思いきやそうでもない。
分娩台に足を固定されたり、大出血したとき用の点滴管を入れられたり、その点滴の針入れる助産師さんが失敗して2回刺されたり、「体やわらかいですねー!」とスーパークール助産師さんに言われたり、「すいません喉乾いたんですけど」と申告したりしたのを今でも明確に覚えてる。
準備ができたら「じゃあ旦那さん呼んでー」とスーパークールに言う助産師さん。
旦那がポカリを持ってきてくれて、ごくごく飲んで一息。
「じゃ、破水しまーす」とスーパークールに言う助産師さんの声で何かが切られ(痛くない)、なんか生温かいものが出た感触があってなんだ破水って分娩台ですることもあるのかと思った。
 
そしてとうとう「じゃあ、次の陣痛が来たら大きく吸って、吐いて、息止めていきんで下さい」という指示が!
おお来た、ついにこの時が来た・・・!!と思う私。
声を出さずにいきまないといけない、息は止める、というのが頭にはあったのに出る、声。超すごい声。
こうしてまとめていて思い出すのは「陣痛時のお約束」。
 
【陣痛時のお約束】
・旦那さんやスタッフを気遣ってるうちは産まれません。 
・旦那さんを罵倒しつくして力尽きた頃に産まれます。 
・何を叫んでも私たち(スタッフ)は覚えてないから大丈夫。 
・お産は自然の摂理なので、獣にならないと産めません。 
・産まれるころにはいつもの奥さんはいません。 
・旦那さんたちは覚悟しておいてください。 
 
これ、2ちゃんねるのスレッドをまとめたサイトからの抜粋です。
あのね、マジでこのとおり。
ほんとに野生に戻ります。
分娩台の上に上がっていきむとき、声出そうと思ってないのにマキシマムザホルモン並のデス声出たもん。
顔も竹内力のようになっていたはず。
ありゃー旦那以外には見せられんわ。
旦那にだって見られるの嫌がる女子いると思うわ。
 
(面白いから読むといいです。おすすめ)
 
2回ほどいきんだところでスーパークール助産師さんに「うまいうまい!!」とほめられて勇気りんりんになる私。
彼女が「酸素が足りなくなるといけないから酸素の管入れます。たくさん吸って赤ちゃんに酸素を送って下さい」と言って鼻にチューブを装着。
これ、ほんと楽になる感覚だった。酸素って大事!!と思った瞬間だった。
その後2回ほどいきみ、「次で出します。切開しますね」とさらっと言われる。
切開はその後が超痛いからやめたほうがいいかもと母に言われていたのですが、もうその場ではそんなことより早く産ませてくれと思って何も言わなかった私。
助産師さんに呼ばれた先生がいきむのに合わせてプチッと切ってくれて、ここでようやく息子誕生!!でした。
 
その瞬間はほんとに、ずっと出ていなかったでっかいうんこが出た時のようなすっきり感でした。
赤子の泣く声に感動して泣くなんてことはなく、あー泣いてる、ちゃんと泣いてる、と思ったのと、どうなってんだろう下半身、という心配と、終わったーなんかすごかったーという達成感。そして、「ちゃんと健康な赤ちゃんだっただろうか」「つーかほんとに男の子だったんだろうか」という疑惑。
検診で何度か女の子ですねと言われていて、一度だけ先生が自信満々に男の子ですと言ってくれた後はまた股間が見えずに「前男の子って言った?じゃあそうなんだろうね」とか言われていたので生まれたら女の子だったオチがあるのではないかと疑っていたのです。
「20時35分、男の子です」という助産師さんの声が聞こえてようやく男の子だったかと確信してホッとした。
(男の子服しか買ってなかったからね)
 
そのまま息子は隣の部屋で計測とか洗浄とかされ、旦那はそれを見守り、写真撮ったり健康な赤ちゃんであるか確認してくれたりしてました。
私は産後処理。
胎盤を出される。痛くない。
切ったところを縫われる。これもまぁ聞いてたよりは痛くない。
それより卵膜とやらを取るためにぐりぐりされたほうが痛かった。あいたたたたた、と声出したくらい。
その後の塗った傷口で座ることやおっぱいマッサージとかも痛くて、「クライマックスはあそこじゃなかったのか…!!」と思った産後ではありました。
 
産まれてきた瞬間はスッキリ感が上回って感動とかそういう感じはしなかったんだけど、その後洗われて服着た息子を抱かせてもらったとき「お腹に入ってたのは君でしたか・・・!」「不思議だ、命って不思議だ」と思いました。
いのちってどこから来るんだろうね。ほんと。
 
純粋に愛しい、と思ったのは夜30分ほど添い寝させてもらった時でした。
なんかふやけた生っぽい匂いがして、もしかしてこれ羊水の匂いなんじゃ?!と思った。
生まれてすぐはふやけてた指が普通になってて、あと爪伸びてて切ってあげなくてはと思った。
ちっちゃすぎてかわいくて、ああよく来たね、産まれてよかったね、と思ったのですよ。
 
こうして振り返ると、大変だったけど面白かったって感じです。は我ながらよく頑張ったと自分を褒めてあげたいくらいのもんでしたね。ドヤ顔で語りたくなる感じ。
Twitterで「#陣痛なう」タグを使ってつぶやきをしようと画策しておりましたが、想像以上にお産の進みが早くて大してつぶやくこともできなかったのが唯一心残りではあります。
難産の友人の体験談を聞いていたので、「まだこんなことでは産まれまい」とたかをくくっていたのですねー。
 
朝6時に痛みで目が覚めてから14時間と少し。
安産でも痛いものは痛い、でもよかった無事に終わった、なんかすごい仕事をした気がする、な出産でした。



ものごごろついてないのに何かを約束させられてる息子。
親って勝手だね!


 
2012年7月2日20時35分。
無事に男の子を出産いたしました。
悪魔を名乗っておりますが、ちゃんと元気な人間の男の子でした。
五体満足で産まれてくれただけで十分ですよと思うのは母性の成せる業でしょうか。



後ろ姿で失礼しまーす。

出産は一生に何度もないこと。
せっかくなので忘れないうちに出産体験記でも書いておこうと思います。
 
陣痛が始まったのは7月1日の昼頃。
初期の陣痛は「生理痛に似た痛み」と言われますが、まさにそれが来て「ああこれが前駆陣痛ってやつだな」と思いました。
しかしすぐには旦那には言わずジムに送り出し(言うと旦那がジムに行けなくなるなと思った)、夜ジムから帰還した夫に陣痛来てるとカミングアウト。
しかしその夜も痛みの間隔は長かったので気にせず眠りにつきました。
早くて明日、遅くて明後日の出産になるなーと思いながら。
 
しかし翌日、朝6時頃痛みで目が覚める私。
実は旦那は転職したてで、この日が東京の事務所への初出勤日。
「休んだほうがいい?」と聞いてくれましたが、判断に迷ってとりあえず母親に電話。
「今日は大事な日だから会社に行かせなさい、あんたには私がついてるから」という頼もしい言葉をもらったので、旦那のことは会社に送り出しました。
(どうせそんなに早くは産まれないよな、と思ってたのもあって)
 
痛みの間隔が短くなったら母を呼ぶことにして、午前中は家でひとりEURO2012の決勝の録画を見てました。
陣痛の間はエンドロフィンが出ているのでふわーっと気持ちよく寝ておけば良い、と先人(出産経験者な元後輩)に聞いていたのでほとんど寝ながら。
そんなわけでスコアがスペイン4-0イタリアだったのはわかってるのですが、誰がゴールしたのかが全然覚えておりません。トーレスが雪辱を果たせたのかさえ。
とりあえずカシージャスでないことは確か。
(※カシージャスはスペインの主将。ゴールキーパー)
 
昼頃、ほぼ10分間隔になった陣痛。
なんか食べなきゃ、と思ってサッカー見ながら用意した好物、たけのこご飯が全部食べられず。
この私が食事ができないなんてだいぶ進んでいるに違いないと思ったので(何その基準)病院に電話。
「診察するので病院に来て下さい」との指示が出たので母に電話してこちらに来るよう頼み、その前にとシャワー。
その前にとトイレ行ったらおしるしが来てて、「これがおしるし・・・!!」とビビりました。とうとう来たか・・・と。
シャワー浴びて髪の毛を乾かす前に母が来て、私の痛みも結構強くなってきて、もうどうせすぐ乾くからすぐ行くわよと母に促され生乾きの頭のまま病院へ向かいました。
 
病院についたのは14時半頃。
ちょうど一般の診察が休憩に入った時間で、待合室は静かなもんでした。
まずは陣痛と胎動のデータ取りをされ、「まだ弱いからすぐは産まれない」と言われ。
先人たちに「陣痛が弱いと家に帰される」というのを聞いていた私は、もしかして帰るのかなーそれはやだなーと思ってました。
その後内診台でお医者先生に見てもらい、まだ子宮口は3㎝くらいしか開いてないけど痛みが強そうなので入院していいですよと言っていただき、「助かった・・・!」と一安心。
その頃には午後の診察がはじまっていて他の患者さんたちもいたのですが、彼女たちの目があるにもかかわらず待合室で母の膝枕に横たわるくらい痛みは強かったのですよ。
 
そして陣痛の合間を縫って車椅子で病室に移動。
初車椅子わーい、と楽しむ余裕もなく。
私は妊娠後期はずっと胸焼けがしてるタイプだったんだけど、部屋について着替えをしていたらその胸焼けの気持ち悪い感がピークに達し、なんと吐いてしまったのでした。
先人たちにいろいろ聞いていた私ではありますが、出産で吐くことは想定してなかったのでこの時はなんかすごくびっくりしました。こんな事あるんだなーと。
 
陣痛の間、旦那と母、助産師さんが代わる代わる私の骨盤や腰をマッサージしてくれて、それがマジでありがたかったです。
「トリペと」に書いてあった「ゴルフボール用意しておくといい」というのを真に受けてお義父さんにもらっておいたゴルフボールがめっちゃ役に立ちました。
 
ゴルフボール?何に使うの?って感じだと思うので説明しますが、そのためにまずお産の流れを簡単にまとめます。
 
【出産の大まかな流れ】
・陣痛来る
・破水する
・陣痛の間隔が短くなる
・子宮口が10㎝ほどに開く ← ここが重要
・分娩台にあがっていきむ
・産まれる
 
破水してても陣痛がなかなか来ない場合もあり、その際は「陣痛促進剤」というものを打って陣痛を呼んだりするのです。
あと、流れはこの順番で来るとは限りません。破水が先の人もいれば陣痛が先の人もいます。
破水した瞬間大量に出てくる人もいればチョロチョロしか出ない人も。
陣痛から出産まで48時間苦しんだ友人がいるのですが、彼女は家で破水(しかもジャバーっと出るタイプ)だったので余計大変だったという経験談を聞いていた私。
そのため外出するにも生理用ナプキンの一番でかいやつを携帯していたくらいだったのですが、結局分娩台の上で「はい、じゃあ破水しまーす」って言われての破水だったので「なんかあったかいものが出た・・・?」くらいのもんであんまり覚えてないです。
準備しておくと最悪の事態にはならない。これをマーフィーの法則と言います。(どうでもいい)
 
つまり何が言いたかったかというと、破水してても陣痛の間隔が短くても、子宮口が開いてないと出てこれないってことなのです。
子宮口が開くまではいきんではいけないと言われます。引っかかって裂けたり詰まったりするから。
助産師さんからGO!が出てはじめていきんでいいわけですが、要はすっごいうんこしたいのに我慢しろと言われるのと同じなので途中から我慢するのがめちゃくちゃ難しくなるのですね。
 
で、この時に役に立ったのがゴルフボールだったのです。
子供が出てこようとするのを拳やゴルフボールで支えて、子宮口が開くまで待たせるというのに有効なわけですね。
出産の時はゴルフボールをカバンに入れておくといいと思います。使わないかもしれないけど。
 
ちなみに、子宮口がほんとにずっと開かないと帝王切開になります。
陣痛が来ている=赤ちゃんが外に出ようとしている⇒でも入り口が開いてないのでジタバタしながら頑張る⇒ジタバタが長く続くと赤ちゃんが消耗し、心拍が弱まる⇒赤ちゃんが危険なので帝王切開しましょう、という流れ。
 
帝王切開は逆子とか双子などの要因で自然に分娩するのが無理そうな場合に行われるので、もともと予定されていることが多いらしいのですが、これは自然分娩しようとしたけど無理だったので結果的に帝王切開になりました、というパターンなので、なんていうか痛みのフルコースなわけです。
私の友人にもこのパターンの人がいて、彼女曰く「帝王切開は楽って言うけど私は痛かったなー、楽って感じじゃなかったねー」とのことです。ガクブル。
 
こんな痛いだの大変だの書いているのはなぜかというとですね、それでもたくさん体験談を聞いて自分の時にどんなパターンになってもいいように心の準備しておくとパニックにならずに済むと思うからなのです。
私はなぜそうなっているのか仕組みがわかると安心(というか納得)できて頑張れるタイプなので、余計友人たちの体験談が役に立ちました。
だからこれから出産の人は、親しい友人たちにたくさん体験談を聞いておくといいのかなーと思います。
 
でもそういうの聞くと考え過ぎちゃって鬱になってしまうタイプの人もいると思うので、そのへんは自分の性格をよく鑑みてどうするか決めて下さいね。
(って、ここまで読んじゃった時点で手遅れな気もするが・・・すいません)
 
さて、出産体験記。
長くなったので続きます。



 
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