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間違っても「小悪魔系」などではございません。
脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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まずはゴンザレス・ビアス社のティオペペを1杯。
恥ずかしながら初めて飲んだのですが、至極あっさりで飲みやすい。辛口は好みではないのですが、これはおいしいですよ。有名な理由がよくわかる。
こちらはサンデマンのポートワイン。
サンデマン社のシェリーはこのバーには置いてないそうで。でもポートワインめっちゃおいしいんですけど!!
大興奮していたら、「これは便利ですよー。バニラアイスにかけてもおいしいです」とバーテンダーさん。
なるほど、確かに。それいただきですよ。
ドメック社のシェリーも置いてないとのことでしたが、ドメック社は辛口専門。この時点で候補からは外し、ゴンザレス・ビアスかサンデマンのどっちかにしようと思い、どちらに行くべきかバーテンダーさんたちに相談。
すると返ってきた答え。
「ぼくだったらサンデマン…いや、やっぱどっちも行きますね」
「おれはどっちも行くけど」
「どっちも行ってください」
ちょっと、参考にならんですけども!
全会一致で「どっちも」じゃないですか!!
でも、よく考えたら職業「バーテンダー」の皆様はそう言うに決まってますね。
しょーがないので直前まで悩もうと思います。
じゃ、行って来ます。次回更新は24日あたりにでも。
スペイン入ってすぐシェリー酒の村ヘレス・デ・ラ・フロンテーラに行く予定ですが、やはりヘレスに行ったらシェリー醸造所「ボデガ」の見学をしなくてははじまりません。
ボデガは何箇所もあってどこを見に行くか超迷ってます。とりあえず3社くらいにしぼってはみましたが。
まず、ゴンザレス・ビアス社。
へレスの中で最も大きく、世界で最も有名なシェリー・メーカー。その歴史は1835年にまで遡り、シェリーを世界的な銘酒へと育んだ立役者的な存在といえるほど。
辛口の「ティオ・ペペ」が有名ですが、他にもオロロソ(甘口)の「アルフォンソ」、ペールクリームの「サン・ドミンゴ」、甘口の年代物「ノエ」など、辛口から甘口までさまざまな種類のシェリーを世に送り出しています。この幅広さが王道メーカーたるゆえんですね。
次はペドロ・ドメック社。
1730年に設立された、ヘレスに現存する最古のシェリー醸造所のひとつです。プレミアム・シェリー(ラ・イーナ、フィノ等)とレア・シェリー(ヴェネラブル、シバリータ等)の2種類のシェリーを販売してます。どちらも辛口気味なのが特徴。ちなみに、シバリータは年産370ケースという限定生産だそうですよ。
これが皆さん辛口なのです。
最後はサンデマン社。
スコットランド人のサンデマンさんが1790年にロンドンで創設した会社で、その後ヘレスに移転してきたのだそう。
ラインナップは4種類で、フィノ(辛口)2種類、アモンティリャード(中甘口)とオロロソ(甘口)1種類ずつ。バランスがいいです。しかもポートワインもつくってるのですよ。
ボトルに黒いマントのシルエットが印刷されているのが印象的。彼手に持ってるのはポートワインのグラスで、マントはポルトガルの学生マントなんだって。スペインでは「黒いカッパ」という意味で「カパ・ネグラ」と言うらしく、怪傑ゾロもサンドマンもまったく関係ないそうです。このマーク、採用されたのは1928年で歴史に比べて意外と新しい。
こちらは古いボトルですが。
王道か、辛口が得意な老舗か、バランスのいいロンドン生まれか。
超迷うので、行く前にいつも行ってるバーのバーテンダーさんに相談したいと思います。
入るとすぐスタンディングバーカウンターがあって、結構本格的な英国風。
通してもらったのはイギリスの家庭雰囲気のテーブル席でしたが、なかなか素敵でしたよ。
スモークの盛り合わせとボストンクーラー。
ボストンクーラーはラムのジンジャーエール割り。レモン絞って砂糖を1ダッシュ入れます。簡単で飲みやすくておいしい。天才的ロングドリンクですよ。
フィッシュ&チップスとホットバター・ド・ラム・カウ。
こちらはイギリス料理の代表格、ローストビーフ。
英国料理、ちゃんとおいしかったです。イギリス料理がおいしくないなんて嘘なんじゃないだろうか。日本がえらいだけなのか、ロンドンの外食文化が他の大都市より劣っているだけなのか。もうすぐ行くから検証できますかね。
視察に行った日は体調が芳しくなくてスコッチウィスキーを飲めなかったので、もう1回行きたいと思います。雰囲気と料理は参考にできるかも。メモメモ。
9月12日に成田を出発して9月22日にバルセロナを経つまでの10日間、ものすごい移動距離の股旅です。
ロンドンに2泊、シェリー酒の村ヘレス・デ・ラ・フロンテーラに1泊、マラガに2泊しつつ白い村フリヒリアナを見て、グラナダで2泊してその後夜行列車でバルセロナへ⇒2泊して帰路へ。
すげー移動距離ですよ。えらいことですよ。あまりに行きたいところが多すぎてスコッチウィスキーの里はあきらめましたが悔いはないですよ。
で、気合入れすぎて本買いすぎたわけです。
イギリス関連書籍たち。
左から、パブ本、ロンドングルメ本、スコッチウィスキー本。
観光エッセイ本、歴史本、大英博物館本。
今歴史本読んでます。これがなかなかおもしろい。イギリスの歴史って血なまぐさいのですね…フランスも然りですが。
こちらはスペイン関連書籍。
といっても、アンダルシア地方に片寄ったセレクトです。シェリー酒の村とかマラガ、グラナダあたりがおもしろい。イスラム文化でとてもエキゾチック。闘牛もフラメンコもこの地方の名産らしく。楽しみ。
しかし、おかげでバルセロナが手薄ですよ。これでいいんでしょうか、ガウディ先生。
というわけで、今週のお仕事は片付け&引継ぎをしてる感じです。今日職場のいろんな人に「今週末からいないので」と何回言ったことか。
みんなが固まる反応が、ちょっとおもしろくなってきましたよ。
それでも、資金が許すならシルバーを置きたいのです。それも、アンティークシルバーを。
「食卓のアンティークシルバー」 大原千晴
アンティークシルバーを買うにあたって参考にしてる本。
この本の著者とお母さまが営んでいるお店もあるので近いうちに見に行きたいのですが、その前に銀座のアンティークショップやら代官山の雑貨店やらで銀器を見てまわっています。
しかしやはり…いいお値段が。
ナイフとフォークとスプーンが1セットで6万円とかね。あああああーーーー。
ナイフやフォークなどの数をそろえなくてはいけないものは資金を削ってしまうので、アンティークシルバーは大きい1点ものを選ぼうと思います。ティーポットや果物を置くお皿、お盆(できれば蓋つき)とか。
ナイフとかフォークとかは開店後軌道に乗って、売上に余裕ができたらコツコツ買い揃える方向で。
ロンドンでも見れたらいいなぁ。
英国風を意識したバーなのでフードメニューの大半はオーブンで作る予定ですが、英国風カレーを出す予定なので鍋を見に行きました。
柳宋理デザイン鍋。安くて丈夫でたくさん入る。そして軽い!
この機能性の高さは素晴らしい。
ただ、見た目があまり可愛くないんですね。いや、鍋がかわいくてどーすんだって話ですが。
こちらは服部先生プロデュース鍋。さすがフレンチの先生、見た目おしゃれ。
でも柳宋理のより高いし、小さいし、重い。
まんべんなく日を通すために素材が大事だったりするんだろうか。だとしたら銅鍋が一番いいんだろうけど、それも重いんだよなー。
ちょっと調べる。保留。
ちなみにカレーのレシピは、カレー得意な友人に作成依頼中。
出来上がってくるのが楽しみだ。
まだ甘いところがあるので手直ししなきゃいけませんが、とりあえずSTEP1完成。
あと、開業資金の計算も細かくやってみました。
夢メシ本とか、この本(↓)とかを参考に。
「はじめてのBAR オープンブック」 バウンド
経済・ビジネス関連、生活実用書などを得意とするコンテンツ制作会社が発行してる実用本。BAR開業のノウハウと、実際のBARの紹介が含まれててめちゃめちゃ使える。「はじめてのカフェ オープンブック」もあるらしい。
この徹底したターゲットの絞込み、参考になります。
「それでもお店が開きたい」 山海堂
こちらは小さなお店を開業したオーナーに取材をして作ってある本。
体験談なので役に立つし、勇気をもらえる。
というわけで、計算の結果なんとか自己資金のみで足りそうな模様です。
我が母を説得するには「借金をしない」が絶対条件なので、とりあえず安心しました。
よし、やるぞー。
ニューヨークに転勤、なんて月9ドラマみたいなことが本当にあるんだねと驚いてた庶民な私ですが、時が経つのは本当にあっという間で。
なんにしても、彼女はマブダチなので帰ってきて嬉しかったですよ。
で、律儀なので土産をくれました。カクテル本。
…天才的セレクト。さすがカクテルを育てた国、とてもかっこいいのですね写真が。
ブラッディ・メアリーのページ。
This is an old favorite and one of the world's best-known cocktails.
Many variations are possible, with the basic ingredients being vodka and tomato juice.
…だ、そうです。
「世界中でよく知られ、古くから好まれているカクテルのひとつ。ウォッカとトマトジュースという基本的な原料だけで、多くの変化を楽しむことができる」てなところですかね。
こちらはウォッカのページ。
The name vodka comes from the Russian ZHIZNESSIA VODA, which means 'water of life'.
「ウォッカという名の由来はロシア語のZHIZNESSIA VODA、その意味は'命の水'」
ロシア語なんてとんと読めませんがかっこいいですね。
ウォッカは冬将軍を味方につけたロシア軍のお酒。ナポレオンを倒したくらいですから。
この本も、店に置いて飾りますよ。
どーん。
無事設置してワクワクしております。とりあえず週末グラタン作ってみようと思います。
店に置く電化製品は見た目も機能も大事なのでいろいろ調べてたのですが、ラッセルホブス(Russell Hobbs)というメーカーのものがかなり素敵であることが判明。
見た目かわいい上に高機能&シンプルで、しかもイギリス製!
トースターとケトルとブレンダーが使えそう。ケトルは前にハンズで見たやつですね。
これで、店で出す料理の試作がはじめられます。
あとはお酒だ。
お盆も普通に出勤して働いてた私ですが、今日は仕事終えて渋谷のフランフランを見て、その後のびのび飲んで帰ってきました。
しかもお盆だったんで、渋谷は人がいなくてガラガラ。電車も空いてる。ブンダバー!
夜ご飯したお店はキリストンカフェという、教会をイメージしたコンセプトレストラン。
確かに内装が素敵!ヨーロッパ旅行を思い出してキュンキュンする。
まず頼んだソルティ・ドッグとキール。
ソルティ・ドックはウォッカのグレープフルーツジュース割り、グラスのふちに塩をあしらったスノースタイル。
1940年代にイギリスで生まれたカクテルで、はじめはイギリスらしくジンベースだったとか。その後アメリカでウォッカベースに変わり、大流行した模様。
「ソルティ・ドック」はイギリス海軍のスラングで甲板員のことだそうで、彼らはいつも塩まみれで働いているからそう呼ばれてたらしいです。
塩がないと名前が変わって、「ブルドック」とか「グレイハウンド」とか呼ばれます。グレイハウンドは犬種ですね。なんにしても犬なんですね。ただの犬って切ないな。
キールはカシスの白ワイン割り。
フランスワインの名産地ディジョン市の市長だったキールさん(Mr.Félix Kir)が考案したことからこの名前がついてます。彼がこのカクテルを市の催しでたびたび供したことから有名になったとか。
ちなみに、白ワインをシャンパンに変えると「キール・ロワイヤル」、赤ワインに帰ると「カーディナル」になります。
手前はパスタのパエリア「ヒデワ」。これ、めちゃくちゃおいしかったです。魚介とかソースとかより、パスタそのものがおいしい。しみこんだスープがいいダシ出してるんだと思う。洋風焼きそばって感じです。
奥はオリジナルカクテルの「小悪魔(Sweet Devil)」。ここのオリジナルカクテルは面白い名前がついていて選ぶのが楽しかったですよ。「ジキルとハイド」とか「天使の休息」とか「モンサンミッシェル」とか。
お店の内装が素敵だったので自分の店に思いを馳せてしまいました。
家具買うのとか、超楽しみ。