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プロフィール
HN:
Dropout Devil(でびお)
自己紹介:
いかつい顔面を持つ31歳悪魔系会社員。
間違っても「小悪魔系」などではございません。
脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
間違っても「小悪魔系」などではございません。
脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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第2回営業。2月18日。
それはとてもとても寒い日でした。
幸い雨は降っていなかったのですが、いかんせん寒いのであたたかいものをお出ししようとメニューを色々考えていました。
自前のラッセルホブスのケトルを持ち込んで準備万端。
左から、
スペイサイドの女王と呼ばれるスコッチウィスキー"CARDHU"(カードゥ)、
スコットランド最少の蒸留所のスコッチ"EDRADOUR"(エドラデュワー)、
そしてゴンザレス・ビアス社で委託販売してたオロロソのシェリー酒"CROFT"(クロフト)。
いずれも現地で買って来たもの。
ウィスキーはお湯割りかホットウィスキー・トディで。
ホットウィスキー・トディは、ウィスキーをお湯で割ってレモンをしぼり、角砂糖を落として溶かしながら飲むというホットカクテル。
シェリー酒は甘口でとてもおいしいので、割らずにそのまま温めてお出ししました。
ポルトガルのポルト(ポートワインの里)に行ったときに知ったんですが、クロフトはポートワインも作ってる重い甘いお酒が得意な酒造なのです。
他にもホットバタード・ラム・カウのバター抜き(バターなかった)やグリューワインをお出ししました。
ホットバタード・ラム・カウはラムをお湯とミルクで割って砂糖をふり、最後にバターを落とすというホットカクテルです。シナモンふったり、シナモンスティックをマドラー代わりにしたりもします。
これね、すごいおいしいんですよ。スパイシーなラムで作ると絶品ですし、とてもあたたまります。冬にバーに行ったら試すといいですよー。
こちらはお店にあったグリューワイン。
温めたワインに香辛料や砂糖を混ぜるカクテルですが、こちらはリキュールみたいにつけ込んであるのでそのままあたためていただけるタイプ。りんごのいい香り。
グリューワインはドイツのもので、クリスマスとかによく飲まれます。一般的には赤ワインが多い。
フランスではヴァン・ショーと呼ばれていまして、温めると程よくアルコールが飛ぶし、スパイスは身体を温める効果が高いものが多いし、ということで風邪のときによく飲まれます。
日本でいうところの卵酒ですね。
「風邪にはヴァン・ショー、卵酒」と覚えましょう(笑)。
フードメニュー、悪魔のチキンパイとスコーンの皆さん。
パイは冷めてもおいしいんですが、グリルがあったのでこれも温めてお出ししてました。
あたため係は旦那が皿洗い係と兼務してまして、嬉々としてやっておりました。
皆さんと話せたのが楽しかったみたい。
こちらはスコーン。一番人気のくるみをパチリ。
くるみ、チョコチップ、チーズ、胡麻ベーコンの4種セット。
チーズと胡麻ベーコンは生地の味も塩多めにしてましたが、今回「クロテッドクリームとブルーベリージャムを添えて出すならスコーンは甘い方が合う」という結論が出ました(私の中で)。
甘いのなら紅茶スコーンもいいと思うんだよね!アールグレイ!
ずらっと並ぶローストビーフ。
うちのフードの中で一番酒のつまみにいいメニューです。
ロンドンの老舗レストランで食べたローストビーフが厚切りでおいしかったので、今回はそれを真似て厚切りにしてみました。
つけあわせはジャガイモのグリルといんげんの塩ゆで。
味が濃い目なので付け合わせはシンプルに。
ジャガイモも旦那の手であたためられてました。グリルあると便利!
妊婦を気遣って開店準備を手伝いに来てくれた友人夫妻(嫁)が、メニューボードを書いてくれてるところ。
そしてこれが、友人夫妻(旦那)が作った我がバーの看板!!
彼はこういうオブジェとかを作る職人さんなので、「いつか店やる時に看板作ってね!」なんて約束をしていたのです。
ですが、それはもちろん本格開業の時の話。まさかこの日にこれが出来上がってるなんて私はつゆほども思ってませんでした。
しかも、開店準備しようと店に着いたらもうこれが設置されてましてですね・・・。
・・・え?!なに?!どういうこと?!と一瞬意味がわかりませんでした。
なんなのこの人たち。なんというサプライズ。なんという心意気。江戸っ子か!九州男児だけど!!!
ありがとう。
もちろん、この看板は大切に持ちかえりました。
次回は「この看板を目印に来てね!」と言えることが嬉しくてたまらない。大事にするよ。
前回は開店後1時間もしたら超満席になっていましたが、今回はゆっくりスタートした感じ。
おかげでオーダーを間違えることもなく、余裕を持って営業ができました。
「席まだ空いてますよー!」とつぶやくこともできました。
その分お客様の数は少なかったのですが、長くいて下さる方が多かったので客単価が高く、Room635に経費をお納めした後に残った売上は前回と同じくらい。
食べ物のロスも少なかったので純粋な利益は前より出ました。
ありがたいです。
酒豪が多かったのでいろんなお酒が作れて楽しかったし、いろんな話ができて嬉しかった。
まだ2回しか営業してないのに、すでに常連さんな方もいたり。というか、初対面なのにうちとけまくりの人もいたり(笑)。ほのぼのとしておりました。
いろんな方がいましたが、一番嬉しかったのは「5年前からブログ見てました」という方が来てくれたこと。
「高校生の時に見はじめて、大人になったら行きたいって思ってたんです。夢が叶いました」とか言われて、気恥かしいわ嬉しいわでどうしてやろうかと思いました。
これはもう友達になるしかないだろう!友達ってことでいいよね?!ということで、私の一番歳の若い友人が更新されました。
明日、彼女の卒業公演があるので行ってきます。楽しみ。
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それはとてもとても寒い日でした。
幸い雨は降っていなかったのですが、いかんせん寒いのであたたかいものをお出ししようとメニューを色々考えていました。
自前のラッセルホブスのケトルを持ち込んで準備万端。
左から、
スペイサイドの女王と呼ばれるスコッチウィスキー"CARDHU"(カードゥ)、
スコットランド最少の蒸留所のスコッチ"EDRADOUR"(エドラデュワー)、
そしてゴンザレス・ビアス社で委託販売してたオロロソのシェリー酒"CROFT"(クロフト)。
いずれも現地で買って来たもの。
ウィスキーはお湯割りかホットウィスキー・トディで。
ホットウィスキー・トディは、ウィスキーをお湯で割ってレモンをしぼり、角砂糖を落として溶かしながら飲むというホットカクテル。
シェリー酒は甘口でとてもおいしいので、割らずにそのまま温めてお出ししました。
ポルトガルのポルト(ポートワインの里)に行ったときに知ったんですが、クロフトはポートワインも作ってる重い甘いお酒が得意な酒造なのです。
他にもホットバタード・ラム・カウのバター抜き(バターなかった)やグリューワインをお出ししました。
ホットバタード・ラム・カウはラムをお湯とミルクで割って砂糖をふり、最後にバターを落とすというホットカクテルです。シナモンふったり、シナモンスティックをマドラー代わりにしたりもします。
これね、すごいおいしいんですよ。スパイシーなラムで作ると絶品ですし、とてもあたたまります。冬にバーに行ったら試すといいですよー。
こちらはお店にあったグリューワイン。
温めたワインに香辛料や砂糖を混ぜるカクテルですが、こちらはリキュールみたいにつけ込んであるのでそのままあたためていただけるタイプ。りんごのいい香り。
グリューワインはドイツのもので、クリスマスとかによく飲まれます。一般的には赤ワインが多い。
フランスではヴァン・ショーと呼ばれていまして、温めると程よくアルコールが飛ぶし、スパイスは身体を温める効果が高いものが多いし、ということで風邪のときによく飲まれます。
日本でいうところの卵酒ですね。
「風邪にはヴァン・ショー、卵酒」と覚えましょう(笑)。
フードメニュー、悪魔のチキンパイとスコーンの皆さん。
パイは冷めてもおいしいんですが、グリルがあったのでこれも温めてお出ししてました。
あたため係は旦那が皿洗い係と兼務してまして、嬉々としてやっておりました。
皆さんと話せたのが楽しかったみたい。
こちらはスコーン。一番人気のくるみをパチリ。
くるみ、チョコチップ、チーズ、胡麻ベーコンの4種セット。
チーズと胡麻ベーコンは生地の味も塩多めにしてましたが、今回「クロテッドクリームとブルーベリージャムを添えて出すならスコーンは甘い方が合う」という結論が出ました(私の中で)。
甘いのなら紅茶スコーンもいいと思うんだよね!アールグレイ!
ずらっと並ぶローストビーフ。
うちのフードの中で一番酒のつまみにいいメニューです。
ロンドンの老舗レストランで食べたローストビーフが厚切りでおいしかったので、今回はそれを真似て厚切りにしてみました。
つけあわせはジャガイモのグリルといんげんの塩ゆで。
味が濃い目なので付け合わせはシンプルに。
ジャガイモも旦那の手であたためられてました。グリルあると便利!
妊婦を気遣って開店準備を手伝いに来てくれた友人夫妻(嫁)が、メニューボードを書いてくれてるところ。
そしてこれが、友人夫妻(旦那)が作った我がバーの看板!!
彼はこういうオブジェとかを作る職人さんなので、「いつか店やる時に看板作ってね!」なんて約束をしていたのです。
ですが、それはもちろん本格開業の時の話。まさかこの日にこれが出来上がってるなんて私はつゆほども思ってませんでした。
しかも、開店準備しようと店に着いたらもうこれが設置されてましてですね・・・。
・・・え?!なに?!どういうこと?!と一瞬意味がわかりませんでした。
なんなのこの人たち。なんというサプライズ。なんという心意気。江戸っ子か!九州男児だけど!!!
ありがとう。
もちろん、この看板は大切に持ちかえりました。
次回は「この看板を目印に来てね!」と言えることが嬉しくてたまらない。大事にするよ。
前回は開店後1時間もしたら超満席になっていましたが、今回はゆっくりスタートした感じ。
おかげでオーダーを間違えることもなく、余裕を持って営業ができました。
「席まだ空いてますよー!」とつぶやくこともできました。
その分お客様の数は少なかったのですが、長くいて下さる方が多かったので客単価が高く、Room635に経費をお納めした後に残った売上は前回と同じくらい。
食べ物のロスも少なかったので純粋な利益は前より出ました。
ありがたいです。
酒豪が多かったのでいろんなお酒が作れて楽しかったし、いろんな話ができて嬉しかった。
まだ2回しか営業してないのに、すでに常連さんな方もいたり。というか、初対面なのにうちとけまくりの人もいたり(笑)。ほのぼのとしておりました。
いろんな方がいましたが、一番嬉しかったのは「5年前からブログ見てました」という方が来てくれたこと。
「高校生の時に見はじめて、大人になったら行きたいって思ってたんです。夢が叶いました」とか言われて、気恥かしいわ嬉しいわでどうしてやろうかと思いました。
これはもう友達になるしかないだろう!友達ってことでいいよね?!ということで、私の一番歳の若い友人が更新されました。
明日、彼女の卒業公演があるので行ってきます。楽しみ。
驚いたのは、閉店前に飛び込みのお客様が二組ほど「まだやってますか?」と聞いてくれたこと。前回は夜通しやってたけど、そういったお客様はいらっしゃらなかったのでびっくりしました。
でね、なんでだろうと冷静に考えてみて思ったんですよ。
これ絶対看板のおかげだと思う。
だってその方たち、一度通り過ぎて戻ってきたもん。
目線が看板と店の中見てた気がするもん。
時間が時間だったのでごめんなさいしてしまったけど、夜通し営業だったらお通ししてたところ。次回は心の準備してお迎えするんだ、と決意。
そんな感じで23時閉店、計算して終電に間に合うようにバタバタと撤収。
電車が人身事故で止まったりしてて帰るのが遅くなりましたが無事に帰宅し、第2回営業の日は終了したのでした。
何度も何度も同じことを言いますが、今回も本当に皆様に感謝です。
お店に来てくれた人はもちろん、Twitterで遠くからエールを送ってくれた人、仕事の合間をぬって来ようとしてくれた人、その気持ちだけでほんとに嬉しいです。
今回来れなくなったって大丈夫。私、またやりますから。いつか会えます。
「子育ての後に本格開業」と言うとすごく遠い話に聞こえますけど、一歩ずつ着実にその日が近づいてると信じてます。
私も皆さんが安らぐ場所を提供できるバーテンダーになれるように人間を磨きます。
頑張る。
ということで、そんな日を願って。
また、次回!
でね、なんでだろうと冷静に考えてみて思ったんですよ。
これ絶対看板のおかげだと思う。
だってその方たち、一度通り過ぎて戻ってきたもん。
目線が看板と店の中見てた気がするもん。
時間が時間だったのでごめんなさいしてしまったけど、夜通し営業だったらお通ししてたところ。次回は心の準備してお迎えするんだ、と決意。
そんな感じで23時閉店、計算して終電に間に合うようにバタバタと撤収。
電車が人身事故で止まったりしてて帰るのが遅くなりましたが無事に帰宅し、第2回営業の日は終了したのでした。
何度も何度も同じことを言いますが、今回も本当に皆様に感謝です。
お店に来てくれた人はもちろん、Twitterで遠くからエールを送ってくれた人、仕事の合間をぬって来ようとしてくれた人、その気持ちだけでほんとに嬉しいです。
今回来れなくなったって大丈夫。私、またやりますから。いつか会えます。
「子育ての後に本格開業」と言うとすごく遠い話に聞こえますけど、一歩ずつ着実にその日が近づいてると信じてます。
私も皆さんが安らぐ場所を提供できるバーテンダーになれるように人間を磨きます。
頑張る。
ということで、そんな日を願って。
また、次回!
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