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間違っても「小悪魔系」などではございません。
脱サラしてバーテンダーになるのが夢。
Bar開業までの日々をつづっていましたが、我慢できずBAR ARK ROYALの店長として1日営業をしたりしてます。
2012年7月に第一子を出産。子育て後に復帰します。
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スペイン入ってすぐシェリー酒の村ヘレス・デ・ラ・フロンテーラに行く予定ですが、やはりヘレスに行ったらシェリー醸造所「ボデガ」の見学をしなくてははじまりません。
ボデガは何箇所もあってどこを見に行くか超迷ってます。とりあえず3社くらいにしぼってはみましたが。
まず、ゴンザレス・ビアス社。
へレスの中で最も大きく、世界で最も有名なシェリー・メーカー。その歴史は1835年にまで遡り、シェリーを世界的な銘酒へと育んだ立役者的な存在といえるほど。
辛口の「ティオ・ペペ」が有名ですが、他にもオロロソ(甘口)の「アルフォンソ」、ペールクリームの「サン・ドミンゴ」、甘口の年代物「ノエ」など、辛口から甘口までさまざまな種類のシェリーを世に送り出しています。この幅広さが王道メーカーたるゆえんですね。
次はペドロ・ドメック社。
1730年に設立された、ヘレスに現存する最古のシェリー醸造所のひとつです。プレミアム・シェリー(ラ・イーナ、フィノ等)とレア・シェリー(ヴェネラブル、シバリータ等)の2種類のシェリーを販売してます。どちらも辛口気味なのが特徴。ちなみに、シバリータは年産370ケースという限定生産だそうですよ。
これが皆さん辛口なのです。
最後はサンデマン社。
スコットランド人のサンデマンさんが1790年にロンドンで創設した会社で、その後ヘレスに移転してきたのだそう。
ラインナップは4種類で、フィノ(辛口)2種類、アモンティリャード(中甘口)とオロロソ(甘口)1種類ずつ。バランスがいいです。しかもポートワインもつくってるのですよ。
ボトルに黒いマントのシルエットが印刷されているのが印象的。彼手に持ってるのはポートワインのグラスで、マントはポルトガルの学生マントなんだって。スペインでは「黒いカッパ」という意味で「カパ・ネグラ」と言うらしく、怪傑ゾロもサンドマンもまったく関係ないそうです。このマーク、採用されたのは1928年で歴史に比べて意外と新しい。
こちらは古いボトルですが。
王道か、辛口が得意な老舗か、バランスのいいロンドン生まれか。
超迷うので、行く前にいつも行ってるバーのバーテンダーさんに相談したいと思います。